皆さん、リビングでの過ごし方に満足していますか?
ソファーに座ってのんびり過ごして体を休めているはずなのに
「首が痛い、腰も痛いし、足が冷えるし、ぜんぜん疲れがとれてない…」なんてこともあると思います。
このリビングで発生する悩みを一挙に解決できるのが、ニトリのNビリーバ3という電動リクライニングソファーです。
そう。常にニトリのソファー売り場の目立つ位置に存在し、売上上位で居続けているソファーのフルモデルチェンジ版です。
”テレビを見る人”にも”スマホを見る人”にも”体を回復させたい人”にもベストを言えるこのNビリーバ3。
ただ残念ながら”おすすめしない人”も存在します。最後までご覧いただければ、あなたは「買っていい人/買わない方がいい人」のどちらになるのかがわかるでしょう。
ニトリ|Nビリーバ3のバリエーション
Nビリーバ3のバリエーションはとても多く、使用できる人数はもちろんのこと、生地の素材、色、モーター、収納テーブル、USB充電ポート、シートヒーターを選ぶことができます。
1.使用できる人数

座れる人数のバリエーションは1人用、2人用、3人用の3タイプがあります。
1人用はいわゆるパーソナルチェアと呼ばれる、個人の空間を重視するタイプです。
家族がいるなら2人用か3人用を選ぶことになるでしょう。
2.生地の素材が4種類
ソファーの生地は4種類あり、「布」「合皮」「本革」「厚革」です。
布はマイクロファイバー素材でとてもやわらかできめ細かな触り心地をしています。

インテリアに柔らかさを入れたい人、革の重厚感は避けたい人におすすめです。
合皮はニトリのこだわり「Nシールド」を採用。キズに強く、水拭きも可能で表皮はがれが起きにくい高耐久の合皮生地です。

小さなお子さんや室内飼いの犬や猫がいる人におすすめです。
本革は牛革を使った本格ソファー生地。定期的なメンテナンスは必要ですが、使い込むほどに味が出る”エイジング”があり、布や合皮よりも耐久性もフィット感も勝ります。

お手入れを楽しめる人、本革のどっしりしたインテリアが似合うリビングの方々におすすめです。
逆に「お手入れとかめんどくせぇ」と思う人、「オイル交換?車検のときにするだけで大丈夫やろ」みたいなマインドの人は革のソファーは止めておきましょう。
最後の厚革はNビリーバ3の最上級素材。本革よりも1.2倍も分厚く加工した革生地とすることで、表面のシワが入りにくく、長年使ってもくたびれた感じにならない素材です。

また手触りの良いセミアニリン加工で革を染色しており、赤ちゃんの肌のように吸い付く肌さわりになっています。
価格は高いですが、座るたびに気持ち良い肌さわりに包まれて、所有欲を満たしてくれます。
「いいものならお金を出すぜ!!」とコスパよりもハイスペックの満足感を重視する方にはおすすめです。
3.色/カラーバリエーション
カラーバリエーションは選ぶ素材ごとで異なります。
布はグレーとブラウンの2色。
合皮はアイボリー、グレー、ベージュの3色。
本革はブラック、ブラウン、モカの3色。
厚革はダークグレーとブラウンの2色です。
どの生地も艶けしに近いマットな質感となっており、近年のインテリアのトレンドに寄せている感じです。
4.モーター
リクライニングの性能を左右するモーターの数は「1モーター式」と「2モーター式」から選べます。
1モーター式は、スイッチひとつで”背もたれとフットレストが連動して”リクライニングします。
それに対し2モーター式は、”背もたれとフットレストをそれぞれ独立して”リクライニングが可能になり、よりベストな姿勢を作れます。
※ヘッドレストは全種類、手動でリクライニングするタイプが採用されています。
5.収納テーブル
2人用と3人用は収納テーブル付きを選ぶことができますが、大きく使い勝手が変わります。

2人用のテーブルは座っている人を完全に間仕切ることになるため、より個人個人の快適さがアップします。
ドリンクホルダーはないので、テーブルの天板上に置く形です。

それに対し、3人用のテーブルは「①普段は真ん中に座る人も座面として使う」「②2人で座るときは背もたれを中央のテーブルとして使う」2wayの使い方です。

この背もたれがテーブルになるタイプはドリンクホルダーが優秀です。

ドリンクホルダーがポケット形状になっているだけでなく、マグカップやジョッキなどの取っ手付きでも入るようになっており、飲み物の安定感が抜群です。
※2人用の収納テーブルに追加できるスマホアームがおすすめ
家族3人で座るなら必然的に3人用を選ぶことになるでしょうが、もし「夫婦2人でしか使わない」のスタイルなのでしたら、2人用+収納テーブル+断然スマホアーム(+5,000円)の導入をおすすめします。

顔の前にハンズフリーでスマホやタブレットを固定して動画を見れる、さらに充電しながらでバッテリーの心配も無用です。
6.USB充電ポート
Nビリーバ3はリクライニングスイッチ部分にUSBタイプAとタイプCの充電ポートがひとつずつ付いています。

これだけでも便利なのですが、2人用+収納テーブルならさらにパワーアップ。
2人用の収納テーブルには無線充電対応の充電ユニットがあり、置くだけでスマホの充電が可能。

ケーブルを管理する煩わしさから解放されます。
このユニットはプッシュ式になっており、上から押すとこちらにもUSBタイプAとタイプCの充電ポートが飛び出してきます。

先ほどのスマホアームを追加すると「リクライニングで寝ころんだ状態で顔に前にハンズフリーでスマホを固定」+「座っている人の邪魔にならない場所から充電が可能」となり、YouTubeやネットフリックスを流せば、そこはまるであなただけのミニマムシアターに早変わり。
ソファーの上で1日がつぶれる可能性が大ですが、少なくとも身体のどこも痛くない状態でのんびり休日を過ごすことができるでしょう。
7.シートヒーター
お尻と腰のあたりを温めてくれるシートヒーター付きも選べます。
ほとんどの種類にシートヒーターを選ぶことができるのですが、いくつか注意点があります。
- 3人用の真ん中の座面にはヒーターが付かないこと
- 2モーター式は選べないこと
- 3人全員がリクライニングできる全電動は選べないこと
また現時点ではヒーター付きの展示見本が店舗に置かれていません。
どれぐらい温まるか確認できないのは不便ですね。
ニトリ|Nビリーバ3の価格差のポイント

価格は1人用で最安の布生地で59,990円。
ここに座る人数が2人になると89,900円、3人になると119,900円。
生地を変える場合、合皮にすると+1万円、本革にすると+2万円、厚革にすると+3万円。
1モーターから2モーターにする場合、生地によって異なりますが、+2万から4万円です。
2人用の収納付きテーブルを追加する場合、こちらも生地によって異なりますが、+3万円から5万円です。
シートヒーターや全電動などはこちらの表をご覧になってください。
価格と取り扱いの有無は2025年12月現在のものです。
ニトリ|Nビリーバ3_メリット/おすすめする人
さて、これらのスペックを持ったNビリーバ3がもたらしてくれる生活上のメリットは大きく挙げて2つです。
最上級のリラックス性能で体を休められる
とにかく体が痛くならないために「ソファーでできるすべてを盛り込んだ」感じです。
座っていて疲れることは皆無でしょう。
そのリラックス性能はおもに「クッション」と「リクライニング」の性能によるところが大きいです。

①まずクッションですが、Nビリーバ3の背もたれは首、背中、腰をそれぞれ支えてくれる3分割クッションの構造です。
首~頭までの高さがあることで、首への負担が軽減されています。また背中と腰のクッションが独立していることで腰のすき間を防止。
高価格なオフィスチェアにあるようなランバーサポートの役割を果たしてくれるので、腰骨のゆがみや血流への圧迫感が軽減されています。
車だろうとチェアだろうと、腰にすき間がある椅子に座り続けると、だいたい腰が痛くなりますが、そういったことが起きにくい構造なのです。
②また座面も柔らかすぎず固すぎずのちょうどいいクッション感。さらにフラットな形ではなく、お尻を包み込む形状になっておりフィット感がより向上。お尻の痺れも起きにくい座面になっています。

初代のビリーバのコンセプト「飛行機のファーストクラス並みの座り心地」はNビリーバ3となっても継承されていることが窺えますね。
続いてリクライニング性能も、頭から足先までベストな状態を作れます。

リクライニングは水平に近づけた角度まで効かせることができ、ちょっとした仮眠のときにしっかりと身体を回復させてくれるでしょう。

仰向けで具合が合わないならヘッドレストのリクライニングを少し起こしてやれば、喉にちょうどいい首の角度にできます。
そして足首までたっぷり載せられるフットレスト。

コストのかかる巻き込み式フットレストを採用しているので、ソファーの足元はすっきり掃除もしやすく、それでいてかかとが宙ぶらりんにならない、足首への圧迫感が軽減されるのです。すごいね。
テレビ画面やスマホ使用が快適になる
ソファーで過ごすときにあなたは何をしているでしょうか?
代表的なのは「テレビ画面を観る」か「スマホを見る」でしょう。そのときにも素晴らしい快適さと便利さをもたらしてくれます。
①もしあなたが、テレビ画面で、テレビ番組や映画を見るならば、基本的に同じ姿勢をキープすることになります。
このときに強みになるのが、足と背もたれに加えてヘッドレストの角度もリクライニングできるという点です。

Nビリーバ3はどのシリーズにもヘッドレストリクライニングが標準装備されており、ちょうどいい視線の位置に固定すれば、首への負担なく、テレビ画面を観ることができます。
そして目を閉じて休みたいときは、ヘッドレストをもとに戻せば仮眠仕様に元通り、ヘッドレストだけを切り取っても2つの使い方に対応しているのです。
②次に現代人には1番多いであろうスマホを触っているときです。
YouTube、SNS、スマホゲー、Web検索・・・などなど、長時間スマホを使っていれば当然バッテリーの残量が足らなくなります。
このときに充電ケーブルさえあれば、本体側面の充電ポートに差し込むだけで、スマホを使い続けられます。
延長コードをソファーまで引っ張っていては、足を引っかける恐れがありますし、なによりスマートではありません。

そしてこのシーンに、先ほどの2人用収納テーブルとスマホアームが加わると、頭、背もたれ、足までリクライニングした姿勢で動画が観れます。プラネタリウムを見るときの姿勢にハンズフリーでスマホが観れる、まさに「リビングにあなただけのミニマムシアター」が誕生します。

よって「ソファーに体の回復を求める人」「テレビを見る、スマホを触ってくつろぐことの快適さを向上させたい人」にはとてもおすすめです。

ニトリ|Nビリーバ3のデメリット/おすすめしない人
一方、デメリットになりうる生活のシーンというのも存在します。つまりおすすめしない人です。
以下の内容に当てはまる状況の方はNビリーバ3は避けた方がいいでしょう。
①ソファー以外で過ごす時間が長い人
リビング以外でくつろぐ時間が長い人は、Nビリーバ3は止めた方がいいでしょう。
理由は至極単純、お金がもったいないからです。

特にリビングダイニングの家ならば、食後もダイニングテーブルでくつろいだり、作業をしたりする方も多くいます。
食後にはお父さんはパソコンかスマホをポチポチ、お母さんはゴミ箱を抱っこして爪切りを始め、お姉ちゃんはスマホ見ながらみかんの皮をむき始める。そんな家庭を想像することもできるでしょう。
正直、そんな家庭ならダイニングチェアを座り心地の良いタイプに変えた方がよっぽど生活の満足度が高くなるはずです。
大して使わないのに、リビングに巨大な家具(ソファー)を置くのは非常にコスパが悪いのです。
②中学生以下のお子さんがいる人
中学生以下のお子さんがいらっしゃる家庭にもおすすめしません。
こちらも理由は簡単。シンプルに破壊されるからです。
皆さんはお店の自動ドアやエレベーターで遊んでいるお子さんを見たことがありませんか?
小さな子供にとって、スイッチひとつで電動するものはすべて「おもちゃ」と化します。
ただひたすらリクライニングのボタンを押し続けるぐらいなら可愛いもので
「ぬいぐるみの首をフットレストのすき間に入れた状態で電動させて”ギロチンの刑”にする」
「弟がフットレストの下に潜り込んだところで、お兄ちゃんがスイッチを操作して、弟をフットレストで巻き込む」
これ、どっちも実話です。

そんな目的外で使用して破損した場合、さすがのニトリも無償修理は対応してくれず、保証期間内であっても有償修理となってしまうでしょう。
③お部屋の壁側以外にソファーを置く人
このNビリーバ3を壁に寄せて設置する方は問題ありません。
問題なのは、部屋の中央側にソファーを置く予定の人です。

”電動”ソファーですので、家庭用のコンセントから電源をとる必要がありますが、このケーブルとアダプターの存在感がかなり強いのです。

ケーブルに配線カバーをしておかないと足を引っかけて危ないですし、何より見た目がカッコ悪いです。

さらに背もたれの頂点までの高さが約100cmあり、お部屋の中央に置くと部屋全体を間仕切るようになり、開放感が損なわれます。
それを承知で中央に置くなら問題はないでしょう。
ニトリ|Nビリーバ3をお得に買う方法
今も昔もニトリの大型家具は、店舗で買うより「楽天市場のニトリ公式ストア」か「ヤフーショッピングのニトリ公式ストア」で購入するのが1番お買い得です。
なぜかというと、ニトリ店舗やニトリネットでは”ニトリグループ内”でしか使えないニトリポイントしか付かないのに対し、楽天であれば楽天ポイント、ヤフーショッピングではPaypayポイントが倍率アップした状態で付くからです。

商品本体の金額も、送料も、選べるサービスも同じうえに、これらのストアで購入したNビリーバ3であっても、実店舗で保証対応をしてくれます。
つまり、ニトリ店舗などで購入したときと全くおなじサービスが受けられるのに、楽天市場かヤフーショッピングで購入したほうが、使い勝手の良いポイントを大量にゲットできるというわけです。
商品自体が高額ですので、もらえるポイントの差額は3,000~5,000ポイントにもなります。
「座り心地は店舗で確かめて、楽天かヤフーのニトリ公式ストアで買う」これが1番お買い得です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ニトリの家具のメリット・デメリット検証は他記事でもやっていますので、ぜひそちらもご覧ください。







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