「遮熱のカーテンって効果あるの?」
「遮熱じゃないタイプよりコスパはいいの?」
気温が高くなってくるにつれて、こんな問い合わせが増える。
人生でカーテンは何回も買い替えないから選び方が難しい。
そんな悩みの解決策を紹介できればと思い記事にすることにした。
今回は交換すると効果の高いレースカーテンの遮熱について検証していく。
この記事でわかること
・遮熱ってどういう仕組み?
・遮熱って断熱って違うの?
・遮熱のメリット・デメリットは?
こんな感じで忖度無しに紹介していく。
”この部屋に遮熱が必要かどうか”がハッキリするのでぜひ最後までお付き合いください。
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遮熱カーテンとは?
文字通り「熱・冷気をさえぎる加工がされたカーテン」のことを指す。
何も加工がされていない普通のカーテンと比べれば「夏は涼しく過ごせる」ようになるし、「冬を暖かく過ごせる」ようになるとても便利なカーテンなのだ。
ただ世の中に出回っている遮熱のカーテンは表現がいっぱいあり過ぎている。
そこでまずはよく見かける言葉の意味をしっかりと解説しておく。
「遮熱」と「断熱」の違い
似たような言葉の遮熱と断熱。
お部屋にもたらす効果はほとんど同じだと思ってもらっていい。
どれぐらい熱を通さないか、の実験方法をもとに厳密に表現すると以下の通りだ。
「外からの熱線を部屋に侵入させない」能力は【断熱効果】とされる(夏にどれだけ涼しく過ごせるか)。
「部屋の暖気が外に逃げにくい」能力は【保温効果】とされている(冬にどれだけ暖かく過ごせるか)。
なので『こちらは「断熱効果率54.8%」「保温効果率は34.9%」のカーテンです」のような表示がされているとしっかりとカーテンの性能差を把握することができる。
効果はなくならないのが嬉しい
この遮熱の性能は年数が経っても薄れることはないので安心。
長年使ってもずっと「夏涼しく」「冬暖かい」のだ。
カーテンは買い替えの頻度が低いインテリアなのでなおのこと嬉しい。
遮熱カーテンはレースを優先するのがおすすめ
ライフハック的なアンサーを言ってしまうと「少なくともレースカーテンは遮熱にした方がいい」となる。
なぜならレースカーテンは1日中かけたままにすることが多いからだ。
厚手カーテンは日中開いてしまうから日差しの熱をカットできないし、レースカーテンはプライバシーのため掛けたままにするため、優先すべきはレースカーテンなのである。
筆者も自宅でニトリの遮熱レースカーテンを使っているが、1時間半で室温が2℃抑えてくれるほど効果は大きい。
ニトリの遮熱レースはTEIJINの熱が伝わりにくい糸を使用
「あんなに薄いレースカーテンでホントに遮熱してるの?」と疑問に思う人もいるだろう。
だが実際にあんな薄い生地でもしっかり遮熱している。
その理由は「熱が伝わりにくい糸を使用する」か「熱が伝わりにくい生地の編み方をする」という仕組みのおかげ。
ニトリがレースカーテンに使っている「TEIJIN」と共同開発の【エコオアシス生地】も熱が伝わりにくい糸を使って、熱が伝わりにくい編み方をしたものだ。
遮熱カーテンのメリット
さてそんな遮熱のカーテンは暑い【夏】と寒い【冬】でそれぞれメリットが違うのでそちらを紹介していく。
【夏】日差しで暑くなりにくくなる
日差しの熱をカットしてくれるので、部屋の中が暑くなるのを防いでくれる。
快適な温度で過ごせるのはもちろん、クーラーの電気代も安くなって言うことなしだ。
【夏】冷房のひんやりが逃げにくくなる
クーラーで冷やした冷気も逃げにくいため、さらに暑い夏対策がはかどる。
温度が伝わりにくい織り方をしている構造のためだ。
【冬】窓からの冷気が入りにくくなる
冬は窓ガラスから冷気がビュービューと入ってくるが、遮熱のカーテンのところでかなり食い止めてくれる。
朝起きたときに部屋の冷え込みが和らいでいるのが体感できるぐらいのレベル。
「あっ今日は暖房つけなくてもいけるかも」と思える日が多くなるんだ。
【冬】暖房の熱が逃げにくくなる
暖房の熱を逃げにくくしてくれているので、暖かく過ごすことができる。
これは温度が伝わりにくい構造、という同じ理由からだ。
エアコン代、灯油代、ガス代、あらゆる暖房費用を抑えてくれるので出費のかさむ冬の家計に味方してくれる。
遮熱カーテンのデメリット
総じておススメではある遮熱のカーテンだが、もちろんデメリットもある。
どの生活シーンで起き得るデメリットなのかもしっかり解説していく。
【冬】日差しでは部屋が暖まりにくくなる
冬の日差しの熱までカットしてしまうので、部屋が暖まることまで防いでしまう。
日差しが強い部屋なら、冬の日中はレースカーテンも開けた方がよっぽど暖かくなるので、視線が気にならないようならカーテンは全部開け放とう。
【レース】透明感はあまりない
遮熱の糸を使ったレースカーテンは透明感がない場合が多い。
まぁ密度が濃い生地で熱をシャットしてるから、しょうがないと言えばしょうがないのだ。
だが今まで窓から見える景色を楽しんでいた人には少し残念なポイントと言える。
遮熱カーテンの口コミはどんな感じ?
遮熱の良さはどれぐらい実感できているのだろうか?
公式サイトから遮熱のレースカーテンに絞って口コミをチェックしてみる。
替えて涼しくなりました
色つきのあまだれとこちらと本当に迷いこちらにしました。今までのレースカーテンより厚みがあり、遮熱なのでこの一枚で外から入る熱がシャットダウンしてるのか、とても涼しく感じます。色はベージュで落ち着いています。
レースキャッチCグランスの口コミ nitori-net.jp
夏の暑さ対策に○今後は冬の寒さにも期待
エアコンの効きが全然違うと感じました。気温が33度超えの日でも、エアコン28度設定で充分ひんやり感じました。太陽の光も程々に感じられましたし、思ったほど暗くなく使いやすいです。家洗いできるのも助かります。
レースアランの口コミ nitori-net.jp
購入してよかった!
日中はしっかりと太陽の明るさが入りますが、暑さを感じません。夜は明かりを付けて外から家の中を見ても何も見えませんでした。レースのカーテンも色んな物がありますが、とてもよかったです。全ての部屋に取り付けました。
レースアランの口コミ nitori-net.jp
西日もシャットアウト
取り付け予定だった窓側は西日が強く、これからの季節にこれではマズイと思っていた所、本商品を見つけ早速購入しました。商品到着後、早速取り付けました。効果は抜群で特に遮熱効果が高く、とても満足しております。
レースアランの口コミ nitori-net.jp
概ね遮熱のメリットを体感できている口コミが見られる。
遮熱の効果自体はとても実感できるレベルと言える。
筆者も自宅の窓に遮熱のレースカーテンを取り付けて、-2℃の涼しさが得られる実験をしているので合わせてこちらも見ていただきたい。
→遮熱レースカーテンの効果を検証。ニトリの遮熱レースカーテン【ラルム】
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