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ニトリのワークチェアランキング2位のOC001はおすすめか?

この記事では「ニトリネット公式ランキング2位のワークチェア」をインテリア接客販売の先生をしている筆者が検証し、メリットデメリットを解説します。

実際にニトリ店舗で見てみて検討している方や、コストを抑えてデスクワーク環境を向上させたい方はどうぞ最後までご覧ください。

「これ買っても大丈夫か?」と悩んでいる方の購入か撤退かの後押しになるはずです。

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ランキング2位は「オフィスチェア OC001」

11月のニトリネット公式ランキング、ワークチェア部門の2位はワークチェアNターゲット
出典:ニトリネット公式 https://www.nitori-net.jp/ec/

2021年11月のニトリ公式サイトのランキングはこの通り。

税込価格4,990円ワークチェア Nターゲット OC001(中身は同じ)というチェアが2位だ。

「ん?3位やぞ…」って思った方はツッコミはちょっと待って。

これは【椅子・チェア人気売れ筋ランキング】のまとめ方なので総合だと座椅子が1位。

”チェア”というくくりなら2位…ですから。うん。

ワークチェア1位の39,900円”フォリスト”は筆者自身が愛用しているものだ。

こちらで紹介しているので高いものと安いものの比較にして欲しい。

ターゲット OC001はどんなワークチェアなのか

オプションの肘込みでも税込6,091円は破格のコスパ
オプションの肘込みでも税込6,091円は破格のコスパ 引用:https://www.nitori-net.jp/ec/product/6620437-6620439s/?rc=set

税込価格4,064円はニトリのワークチェアラインナップの中でも最安クラスだ。

「この価格でこれだけ盛り込まれてたらコスパは高い」と言える作りになっている。

細かな調整機能はついていないが、ベースがうまく作られているためロングセラーなのも納得である。

※ニトリは1つの商品がモデルチェンジするときに旧型「ターゲット」→新型「ターゲット2」or「Nターゲット」などと名称が微妙に変わる。

ターゲットは「3」までマイナーチェンジを繰り返し、次に現在の「Nターゲット」になったので、今の商品は実質4代目モデルにあたる。それだけ売れていることの証拠でもある(店員さん談)。

ターゲット OC001は低価格なのにそこそこの基本性能がある

最安値だからといっていわゆる安かろう悪かろうではなく、ワークチェアに必要な基本性能はそこそこ満たしている。

部位素材特徴使い勝手 
座面ポリエステル
メッシュ生地
立体感のあるメッシュで放湿生高い
クッションスラブウレタン
約4㎝
クッション性良好、へたり耐性は低め
背もたれポリエステル
メッシュ生地
通気性、フィット感ともに良好
ヘッド
レスト
なし背もたれ中の上部パイプに接触するか確認
ひじ
※オプション
硬質ウレタン上下の調整可能、クッション性あり
ワークチェア Nターゲットの特徴一覧

背もたれは通気性が高くて夏の作業が気持ちいい

向こうが見えるぐらいのメッシュ生地。背中の熱気は溜まらない構造は夏の快適さにつながる
向こうが見えるぐらいのメッシュ生地。背中の熱気は溜まらない構造は夏の快適さにつながる

背もたれはポリエステル素材の繊維をメッシュ状にした生地なので通気性は高い。

夏場の背中は蒸れにくく、快適にデスクワークができそう。

ランキング1位”フォリスト”で使用されているエラストマー樹脂メッシュと比べれば通気性は劣るが、通気性能としては十分過ぎるレベルだ。

背もたれのカーブと隠れゴムが優秀でリラックス度は高い

このベルトのおかげで腰の痛みが起きにくいといっても過言ではない
このベルトのおかげで腰の痛みが起きにくいといっても過言ではない

「背中に合わせたライン」と銘打ってるだけあって、背もたれに寄り掛かったときの気持ちよさは素晴らしい。

金属のパイプにメッシュ生地を張っただけのハンモックみたいな背もたれかと思いきや、内側に貼られているゴムのようなベルトがあり、背中を程よく受け止めてくれる。

ヘッドレストがないと頭のサポートがなく首が辛くなってくるのだが、ターゲットは肩~腰までのサポートが優秀なため、リラックスした姿勢でデスクワークができる。

価格の割に座面のクッション性は高くてお尻がラク

最安モデルに似つかわしくない分厚いクッション
最安モデルに似つかわしくない分厚いクッション

驚いたのが、座面のメッシュ生地の中のウレタンの分厚さだ。

低価格モデルとは思えないほどフカフカしていて、お尻のしびれにくさに貢献してくれる。

ただし一般的な大量生産のスラブウレタンを使っているので、1年も使えばお尻の形にへたってしまう割り切った方がいい。へたったらシートクッションを買って乗せるだけでいいのだから。

もし座面のウレタンに耐久性を求めるなら「モールドウレタンを使用」と表記されているものを選ぼう。耐久性が段違いに高い。

※一般的なスラブウレタンは”普通なので”品質表示やPOPには表記されない

サポートクッションで背中・腰の隙間を埋めると身体の歪みが起きにくい

設置場所は自由だが、腰の隙間を埋めるのがベター
設置場所は自由だが、腰の隙間を埋めるのがベター

上下に可動できるクッションは肩~腰の間にできた隙間を埋めるために使うといい。

背もたれの中に隠されたゴムのベルトのおかげで、背中のフィット感は高いが個人の体形次第で隙間はできる。

そうすると背中・腰が歪んだ状態で痛みが起きやすくなるので、このクッションは隙間を埋める位置に動かしておけば長時間快適に過ごすことができる。

座高によっては背もたれフレームが痛いかも

背もたれ上部のフレームはパイプ感が強いが座高によっては当たらない
背もたれ上部のフレームはパイプ感が強いが座高によっては当たらない

座って背もたれに寄り掛かったときに、背もたれ上部のフレームが肩に接触しないか確認した方がいい。

隠れベルトで支えられているので座高によっては当たらないと思う。ちみなに身長170㎝(座高不明)、男性の筆者は当たらなかった。

筆者より体格が大きい人はこれを確認した方がいいように思う。当たったらきっと痛くなるだろうから。

ターゲット OC001の別売りの肘は絶対につけるべき

自分なら絶対につける。つけない理由が見当たらない
自分なら絶対につける。つけない理由が見当たらない

肘は別売りでたったの税込2,027円。

めちゃくちゃコスパが高いので、肘の有無にこだわりがないなら間違いなくつけておいた方がいい。

タイピングやマウス操作の支えになって首、肩の負担軽減になる。

さらにターゲットは背もたれがリラックスに優秀な形状をしているので、一息つきたいときにふと背もたれに寄り掛かってしまうはず。

このときに自分の肘を支えてくれるものがないと、自分の力で腕をコントロールしないといけないので肩が凝るのだ。

スマホを見たり本を読んだりするときに肘が置けるととてもありがたい。

もちろん後から買い足すこともできるし、初めから肘もセットで注文することができる。

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OC001は買いか?

ターゲットは「価格を抑えたいが快適に作業したい人の最適解」だと思う。

低価格のワークチェアは「基本性能(座り心地)」「インテリア性」「調整機能」のどこかに欠点がある場合が多い。

ターゲットは「インテリア性」「調整機能」にはコストはかかっていないが「基本性能」はしっかりしているので、”デスクワークを快適に行う”という目的をしっかり果たせるコスパの高いモデルだと言える。

チェアに10,000円以上かけられない場合の第一候補になり得ると思う。

ロングセラーかつ主力モデルのため、家具が置いてあるニトリであればだいたい展示品を出しているそうだ(店員さん談)。

なるべくコストを抑えてデスクワーク環境を良くしたい人はぜひ検討して欲しい。

ランキング1位のワークチェアはこちら

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