前回遮熱のカーテンを選ぶなら、まずレースカーテンから取り入れてみようという記事を書いたんだが
「夏は1,500円電気代が節約できるって言われてもねぇ…」
「お得っぽいけどイマイチよくわからないな…」
という感想をよくお客様からもらったりするのだ。
ニトリは「わかりやすさ」とか「キャッチーなPOP」を目的に金額で表記したのだろう。
だが消費者は金額よりも「どれぐらい暑くなりにくくなるのか?」の納得感が欲しいのだと思う。
そこで今回は筆者の自宅を使って「遮熱カーテンを使ったらどれぐらい暑くなりにくくなるのか?」を実験して数値で検証することにした。
遮熱カーテンを導入するかお悩みの人はぜひ最後までご覧いただきたい。
Twitterもやってます。フォローお待ちしてます。
遮熱カーテンの効果を知りたい方はこちらの記事から
遮熱カーテンとは「熱を遮りやすい加工をした生地を使って、太陽熱のカットや暖房の保温をする」カーテンの名前だ。
夏の涼しくて冬は暖かい、というとても便利なインテリアアイテムである。
日本で暮らす以上は「使って損はない」と断言できるレベル。
詳しい仕組みについては知りたい方はこちらの記事か見てみて欲しい。
→遮熱カーテンの効果と口コミを検証。レースから変えるのがおすすめ
遮熱カーテンを自宅で実験してみた
さて本題だ。
現在筆者の自宅の南向きの窓に遮熱ではないレースカーテンが使われているのでここで実験。
なんの変哲もないミラーレースカーテンで、生地の密度も浅めのものだ。
右側のみを遮熱のレースカーテンに変えてみる。
使ったのはニトリの遮熱レースカーテン「ラルム」
ニトリのレースカーテンの中では遮熱のグレードが1番高いもの(画像右上のecoレベル3)をチョイスしてみた。
名前はラルムというニトリの遮熱レースカーテンだ。
特定の条件下で「約1.5℃~2℃」室温に違いが出るらしい。
ホントにそんなに日差しの熱を防げるのか実験してみる。
検証の環境のセッティング
さて右側だけを遮熱のレースにして実験するわけだが、なるべく誤差や誤りが出ないようにセッティングを考えてみた。
セッティングは以下の通り。
- 左にノーマルのレース、右に遮熱のレースをかける
- まったく同じ温度計をレースの前に置く
- 温度計はレース越しに直射日光が当たる位置にする
- 中央に仕切り(プラダン)を立てる
- エアコン、サーキュレーターは使用しない
- 離れた位置から定点でビデオ撮影
- 太陽が南に移動したら撮影開始
実験結果 ~普通のレースvs遮熱レース~
太陽が南に移動した12:12。
温度計をレースカーテンの前に置いて実験開始。
現在の部屋の温度は25.0℃、さてどうなるか。
開始して約30分で0.3℃の差
時計の針は12:41。
開始して約30分が経った。
ノーマルのレースカーテンは26.0℃。
遮熱のレースカーテンは25.7℃。
たった30分で0.3℃の差が出ている!
これは時間経過が楽しみ。
開始して約1.5時間で2.0℃の差!
じりじりと日差しが降り注ぐ13:45。
室内が少しムワッとしてきた。約1時間半が経過。
ノーマルのレースカーテンは28.3℃。
遮熱のレースカーテンは26.3℃!
・・・えっ?
・・・すごくない?
1.5時間で2℃も暑さを防げるの?
さすがに2℃違ったら明らかに体感できる。
南向きの窓を全部このレースカーテンにしたら、家全体がかなり涼しく過ごせるんじゃないか?
結論:夏の暑さ対策に確実に効果あり!
今回のラルムは断熱効果率30.4%で室内温度上昇の抑制が約1.5~2.0℃のスペックだった。
実験環境は同じではないだろうが「1.5時間で2℃温度上昇を防いでくれた」のは事実。
夏の暑さを和らげるための効果は間違いなくありそうだ。
同じタイプを求める場合は数値で書いてあるものを選ぼう
注意喚起しておきたいのだが、こういった検証された数字を載せない遮熱カーテンも出回っているので気を付けてほしい。
たとえ0.1℃でも温度上昇の抑えたら「遮熱のカーテンですよ~」と名乗れるようなご時世なので、こういった数字での表現がしっかりされているものを選んで欲しいと思う。
遮熱は”レースカーテンから”がおすすめ
そして繰り返しになるが、遮熱カーテンを買うならばまずレースカーテンから変えることをおすすめする。
朝起きたら束ねてしまう厚手カーテンはせっかくの遮熱の効果が得られなくなってしまう。だがレースカーテンであれば1日中かけっぱなしにするので、年中より効果が得られやすいメリットがある。
金額も厚手カーテンより安いので気軽に買い替えができる。
お部屋のリフレッシュもかねて快適な温度で過ごせるレースカーテンに変えてみてはいかがだろうか。
遮熱カーテンをお得に買うなら店舗よりも楽天市場内ニトリで
ニトリのカーテンを買うときに1番お得なのは「楽天市場内のニトリで買うこと」だ。
今回の【遮熱カーテン】を実店舗やニトリネットで買っても1%程度のニトリのポイントがつくだけだ。
だけども楽天市場内のニトリなら楽天のキャンペーンが対象になるので一気に4~10%ポイント以上は誰でも簡単に得ることができる。
ニトリポイントはニトリ店舗・ネットでしか使えないが、楽天ポイントは使える範囲が非常に広く圧倒的に便利。
さらにうれしいことに楽天市場で買ってもニトリの保証対象になるため、万が一不具合が出たらニトリの実店舗に相談も可能である。
サービスの質が変わらないならポイント還元率を高い方を選ぼう。
楽天市場内のニトリとYahoo!ショッピングで遮熱レースカーテンは購入できる。
それぞれいくらポイントが貯まるかは、⇩から確認できるので一度見ておくことをおすすめします。
→楽天市場で遮熱レースをみる→Yahooショッピングで遮熱レースをみる→Amazonで遮熱レースをみる
コメント