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パナソニックの食洗機NP-45RS7Sの修理が高額|反省と対策

パナソニックの食洗器が突然エラー音(ピーッピーッピーッという連続音)と共に止まってしまった。

WEBで下調べして想定していた修理費用は約6,000円。

しかし実際に自宅の食洗器の修理では18,370円と想定の3倍高くついてしまった

「同様のエラーが発生した人」「食洗器使用者でトラブル回避の対策をしたい人」に向けて今回のトラブルをまとめておく。

かぐらじ
かぐらじ

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パナソニック製の食洗器NP-45RS7Sが途中で止まる

我が家で使っている食洗器はパナソニック製のビルトイン(システムキッチンに組み込まれているタイプ)【NP-45RS7S】というモデルだ。

今回のトラブルは食洗器ではほとんどのモデルで共通して発生し得ることのようなので、食洗器ユーザーは自分ごととして見ていってもらえたら、と思う。

「庫内の水が排水できない」のエラーが発生

エラー音とともに食洗器のランプも点滅していた。

「節電」「標準」「強力」の3つが同時に点滅している。

説明書を見ると「庫内の水が排水できない」状態なので、説明書の指示通りに残さいフィルターを掃除する。

さらに他のブログで紹介されていた残さいフィルター下の【別のフィルター】も掃除した。

それでも同じエラーが発生したりしなかったりで、さっぱり原因が特定できなかったので諦めてパナソニック_コンシューマーマーケティングに修理依頼をかけることにした。

修理依頼はWEBで完結。当日にクレジットカードで支払いも可能

今回自分が行った流れをすべて書き出しておく。

飛ばしたい人は次の見出しまで飛ばしてください。

こちらのサイトの「修理申込み専用フォーム」に品番を入力する。

②発生した症状にチェックを入れて診断し目安金額を見る。

③「修理申込み」ボタンをクリックし申込みフォームを入力していく。

④訪問先住所や日時を入力し、申込みを完了させると登録したメールアドレスに「申込み確認メール」がくる。

⑤「申込み確認メール」が来てから10分以内に本文内のアドレスをクリックすれば申込み完了。

⑥平日だったので13時頃申込みしたら15時ぐらいにカスタマーサービスから着信があり、「申込みで間違いないか?」と症状や訪問日時、駐車場の有無、ペット飼育状況について聞かれる。

⑦修理当日の朝に修理担当者からTELあり。「本日の●●~●●時頃訪問します」とのこと。

⑧診断結果をもとに「こういう症状なので部品交換修理の総額で●●円です、進めてよろしいですか?」と確認あり。

⑨部品を交換し、クレジットカードで決済し出張修理は終了。

修理交換したのは水位スイッチという部品

NP-45RSの水位スイッチ修理交換。
交換してもらった水位スイッチのフタを外したところ

サービスマン曰く、「排水できていない、とこのセンサーが検知してしまうので動作がとまってしまう」ということだった。

写真左下のおうちの模型みたいな箱が水位とともに浮き上がると、センサーの金属板にあたりエラーを検知するんだとか。

でもふつうに排水してくれるときもあるんだ。

なんでエラーを検知したりしなかったりするのか。

原因は「洗剤の泡」

NP-45RS7Sの排水ができないエラーが点滅した

原因は「洗剤の泡がセンサーを作動させてしまった」とのこと。

「ん?泡が発生するタイプなんて使ってないぞ?」と妻と顔を見合わせる自分。

『泡が発生するタイプの洗剤は食洗器では使わないように』とハウスメーカーの担当から口酸っぱく言われていたからだ。

だがサービスマンがいくつかパターンを挙げてくれたら、見事に自分たちのやっていたことに当てはまっていたのだ、夫婦そろって苦笑い。

自分たち以外にも被害者が生まれないように、発生要因を挙げておくので参考にしてほしい。

発生要因①予洗いの食器洗剤が残っていた

この泡をしっかりゆすがないと筆者の二の舞

我が家では油ものだけ軽く予洗いをしてから食洗器に入れていたが、結果的にこれがよくなかった。

泡だつタイプの食器洗い洗剤を使っていたので、洗剤の成分が落としきれず食洗器の中に入ってしまったのだろう。

発生要因②ハンドソープで手洗いしたときの泡が食器に付着した

たま~にキッチンで手洗いをしていたが、これもよくなかったらしい。

シンク内の洗う前の食器にハンドソープの泡が飛び散ってしまい、結果的にこの泡つきの食器が食洗器内で入る、ということになってしまっていたのだ。

修理費用総額18,370円(税込み)

NP-45RSの修理費用。パナソニック

これが予想外に高い金額でビックリ。

というのも同じ排水エラーが発生した人のブログを見ると6,000~8,000円ぐらいに収まっていたので、タカをくくっていたのである。

ただしWEBの診断ページにはちゃんと修理料金の目安「21,000~39,000円」と書いてあったのを後から思いだした。思い込みって怖い。

部品代は【水位スイッチ】の1,000円のみだが、技術料+出張料で15,700円に+消費税の総額18,370円。

正直痛い出費だが自分でできないことだったからしょうがない。

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【対策①】予洗いやハンドソープの泡を庫内に入れない

おなじとこを繰り返さないために、新たな我が家ルールが決定したので書き記しておく。

まず「泡が出る食器洗剤を使った予洗いはしないこと」

そして「キッチンのシンクでハンドソープを使わない」の2つだ。

洗剤を落としきるレベルでゆすぎ洗いをしていたら、時短家電ではなくなってしまう(我が家基準)。

なので根元から要因を絶つことを選んだのだ。

【対策②】標準・強力モードで排水経路をキレイに流す

これはサービスマンからのアドバイス。

節電や少量モードばかりで洗わないこと。

「標準や強力モードを使って詰まりを予防してください」と言われたが、入居してから強力なんて使ったことがない。これからは油汚れがひどくなくてもときどき使ってみることにする。

【対策③】庫内クリーナーを定期的に使用すること

説明書にかいてあるなぁ。。。

これも入居から3年ほど経つが1回もやっていない。

N-P300庫内クリーナー パナソニック
即注文→即実施。善は急げ

というわけで即Amazonで注文し、やってみた。

やり方はかんたん。パッケージの裏面の手順通りに標準モードで食洗器を回して、一時停止、そしてクリーナーを1袋ぜんぶ投入。

そのまま1回標準モードで動かすだけ。

たったこれだけだが、庫内の匂いがしなくなりより清潔感を感じられるようになった。

結局は日頃のお手入れが大事、という基本的なことだったのだ。

食洗器ユーザーの皆さまはぜひ参考にしてほしい。

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