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田舎には住むな!脱出して自分の人生を生きよう

このページでは【日本のド田舎に住むことの危険性】について解説する。

今現在ド田舎に住んでいる、またはいつか田舎に住んでみたいと思っている人にぜひ伝えたい。

もうこんな田舎は嫌だ。

抜け出したい・・・。

ゴミゴミした都会じゃなくて

ゆっくり過ごせる田舎暮らしがしてみたいなぁ

  • 「抜け出したい」と考えている人には背中を押したい。
  • 「田舎に住みたい」と移住を考えている人に冷や水をぶっかけたい。

ド田舎で生まれた子供は、どれだけ不便で偏屈な地域だろうがそこで成長をしていかないといけない。

リタイアしてからの地方移住を考える人たちも、外からでは見えにくい現実を見極めてから行動してほしいと切に願う。

それでは生誕から高校卒業まで”超”がつくド田舎で生活していた自分からその悲惨さをお送りする。

かぐらじ
かぐらじ

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田舎は衰退し続けていく

東京の人口の一極集中を分散しよう、なんて声や動きもあるが、そもそも地方都市の自治体も市内への一極集中を推し進めている。

辺境な地域は見捨てるのか?!

ちゃんと道路も整備しろ!

市バスもこれまで通り運行しろ!

誤解を与えて、現住民にこんなことを言われないように

一極集中ではありません。

各地域の役場周辺などにそれぞれ集中してもらう”多極集中”ですよ

な~んてことをコンパクトシティを推進している国土交通省は言っているが、公共交通や道路整備だけではなく、生活するのに必要な商業店舗などの【生活インフラ】が足りていないのが問題なんだ。

企業が利用者の少ない人口減の地域に進出するか?無理に決まっている。

銀行、ATM、ガソリンスタンド、コンビニ、食料品スーパー、ドラッグストア…どれも利用客の数が見込めないと商売として成り立たないんだ。

実際自分は高校生になるまでコンビニを利用したことも、マクドナルドも食べたことなかったからね。

高校生になったときに新しく出来た友人からどんな目で見られたかは、想像に難くないだろう。

ド田舎で暮らすことのデメリット

ここでは高校卒業まで実際に生活した自分の体験をベースに話していく。

だから独断と偏見に満ち溢れていることを先にお詫びしておく。

流行りに気が付かない

日常生活を送るなかで、目と耳で得られる情報の量が都会とド田舎では段違いだ。

スマホやTVの広告じゃない。

街を歩いていれば自然と目に飛び込んでくる広告。

意識していないくても耳に入ってくる音声・音楽。

流行りに乗っかるか乗らないかは自分で選択できる。

その選択の自由がないのがド田舎なんだ。つまりあらゆる可能性が広がらない。

小学生から中学生まで通学路の看板は何年も変わらない。

聞こえてくるのは車、人、虫、風の音ばかり。

企業の広告看板が増えたり張り替えられるより「キリスト教の看板」が増えていった。

キリスト看板」取り上げた記事が話題に 「看板の作り方」「家主に許可を取って貼っている」など活動の裏話も : 宣教 : クリスチャントゥデイ
企業の広告よりも数が多かったときもある。https://www.christiantoday.co.jp/より

興味を持ったことが始められない

子供大人問わず【興味が湧いたらやってみる】ことはとても大事だ。

やってみないことには向き不向きはわからないからだ。

だがそんな綺麗ごとにもド田舎の現実は容赦ない。

部活や習い事の選択肢が少ない

あなたのような人がいてくれれば・・・出典:MAJOR/満田拓也

何故少ないかと言えば、講師も生徒も絶対的に”人”が少なくて部活やスクールを立ち上げられないんだ。

自分はスラムダンク世代だったから、中学でバスケをしたかったけど、そもそもバスケ部がなかった。

中学の全学年生徒70名の生徒数の中から入部希望者をかき集めて学校に創部を申請したけど却下。

理由が「顧問をつけないといけないが、教師全員ほかの部活を担当しているから誰も担当がいない」

虚無感に襲われながら帰宅したことを今でもハッキリ覚えている。

趣味のスタートも維持も困難

仮に中学生がギターを始めたくても、試し弾き出来るところがないんだ。

自分の場合は最寄りの楽器店まで車で1時間で、親に車を出してもらわないと無理。

もし弦が切れたら通販か親の車かどちらかで手配することになり、弦入手まで練習はお預け状態。

これが都会だと「ちょっくら自転車でいってくらぁ」で済むわけだ。

田舎の交通費はかなり高い

お金のない中高生時代は交通費がかなりの負担で、気軽に遊びにもいけなかった。

どんな外出もコスパ最悪である。

駅は当然地域内には無い

住んでいた地域から一番近い電車の駅まで峠道を越えて車で30分かかる。

高低差めっちゃあるし、冬は雪でチャリが使えないから行動範囲がめちゃくちゃ狭まる。

バス代が超高い

じゃあ他の公共交通機関ないのか?って話だけど、地方鉄道のローカル線バスはあった。

だが県内中心地のJR駅から地元まで片道1,300円で1時間半かかるんだ。

完全に始発から終点。

映画を見るために2,600円払って3時間かけて行って映画館に到着。

映画館で2時間映画を1,500円で観ると「映画1本4,100円払って5時間消費する」最悪コスパの1日となる。

田舎は学校や職場にも逃げ場がない

学校は当然小中それぞれ1校

学校なんてのは当然地域に1校しかない。

義務教育中の多感な時期に、この学校に「行く」か「不登校」かの2択しかないのは精神的に大いに追い詰められる。

自分はいじめられてはいなかったが、一時ハブられていたときは特定の人物がいる学校に行くのが嫌でしょうがなかった。

もちろん頻繁に転校なんて出来るもんじゃないけど、子供でも「最悪転校出来れば…」と命綱のように思えるだけで大きな心の支えになると思うんだ。

毎年信じられない学校行事があっても参加はほぼ強制である。

働き口も極端に少ない

雇用を創生出来る企業がいないからある意味しょうがない。

どれだけ低賃金で肌に合わなかろうが、生活していく上では数少ない勤め先で我慢して働がざるを得ない。

5件求人があったら、そのうち4件が低賃金・重労働でハラスメント特盛りの職場とかザラ。

東京だと求人なんて星の数だけあるんじゃないかと思えるレベル。

田舎では視野・世界が極端に狭くなる

Photo by Julia Coimbra on Unsplash

人間は環境に染まる生き物だ。人生50年かけて人格を構築していった人ならば、あるいは環境にも影響を受けないだろうが、子供はそうはいかない。

地域の慣習や立地環境からくる刷り込みなど、モロに影響を受けるんだ。

謎の風習・掟が”常識”だと刷り込まれる

酔っ払って絡むおじさんのイラスト

誰がそんな謎の風習や掟を作ったのかというと、まさにその地域で暮らしてきた人々が作り上げてきた。

狭い世界観で生きてきた人の比率が圧倒的に多く、狂ったルールを”常識”として押し付けられる。

それが”おかしい”と言える人であればいい。未成年の子供がその判断が出来るか?咀嚼出来るか?

自分の両親から「そういうもんだから」と言われてしまったときに、逃げ場はあるのか?ないよ。

田舎では飲酒喫煙は”15歳から”

祭りや集会がある度に、優勝トロフィーに日本酒入れて飲まされていた。地域内のソフトボール大会の優勝トロフィーだ。

トロフィーにしちゃ内側のメッキがやたら剥がれていたよ。何度も酒を注がれているせいじゃないか。

法律の外で蠢く田舎の闇を紹介した記事はこちら⇩

色んな価値観があること自体に気づけない

人口の少なさというのは出会いの少なさと綺麗に比例する。

良くも悪くも人間の可能性が広がるのは、新たな価値観=人によるところが大きい。

ジブリ映画の【耳をすませば】がいい例なんだけど

世界観の違うお店、人の存在。引用元:https://www.ghibli.jp/works/mimi/
天沢聖司くん
天沢聖司くん

バイオリン職人目指してるイケメンです。

演奏も出来ます。

親の反対を押し切ってイタリアに職人修行にいきます。

西 司郎さん
西 司郎さん

ほっほっほ

月島雫さん
月島雫さん

もしかして私って物書きの才能あるかも…

いや無理無理、もっと勉強しないといけないんだ。

おじいさん、聖司くん可能性に気づかせてくれてありがとう♡

たまたま街中に情緒溢れる洒落たお店を見つけて、そこの店主が包容力のあるおじいちゃんで、その孫が偶然同級生のイケメンでバイオリン職人という夢を追っかけているのに触発されて、物書きの夢を追いかけ始めて、彼氏がイタリアに行くと言い始めて・・・

中学生にどんだけ密な体験をさせる気ですか?

物語の中でどれだけ人間の視野が広がっているのでしょうか?

率直に言って羨ましい。「転生したら天沢聖司君だった」の主人公でありたいと切に願う。

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ゆくゆくド田舎から脱出するためには?

今ド田舎に住んでいて、いずれは都会に…と夢見る子供たちへは、迷うことなく脱出をおすすめしたい。

多くの場合、金銭面で社会のサポート面で不安な気持ちになると思う。

だが「具体的になにをすればよいのか?」が見えていない状態では「不安」しか見えず、行動ができなくなるんだ。

もし筆者が「中学高校時代の自分にアドバイスできるなら伝えたいことリスト」を記した。

このリストの行動を自分でやろうとしたときに、「いま自分に何の知識や行動が不足しているのか」が見えてくると思う。

中学高校の過去の自分に伝えたいことリスト
  • 銀行口座は自分名義で作っておけ(未成年なので保護者の同意書が必須)
  • 自分が使えるお金は「成長につながらなければ使うな、貯めておけ」
  • 勉学は大事。学力を身につけた者の方が「なりたい自分」になれるチャンスが多い
  • アルバイトできるならしろ。親が金を出してくれないなら自分で出すしかない。

県外の大学で一人暮らしをしたいのであれば

【どれぐらい費用がかかるのか?】

【その費用はどうやって捻出できるのか?】

【行きたい大学にはどれぐらい成績を上げれば入学できるのか?】

調べること取り組むことは山ほどあるはずだ。

都会から田舎暮らしを検討している人へ

ここでは上げきれなかったが、大人が負担するデメリットも半端ないものがあると思っておいて欲しい。

「自分たちは納得して移住した!」と言っても、その選択に巻き込まれるのは子供なんだ、ということを忘れないで欲しい。

何故こんなこと言うかといえば、悲しい想いをする人間を再生産したくないからだ。

現代に適した生育環境を与えてあげて欲しい。

コメント

  1. もぐ より:

    ド田舎で民生委員になる。周りは年寄、田舎の清く正しく美しくの精神で生きてきた人なんだろう。周りが見えていない、世の中の仕組みがわかっているとは到底思えない。地区の民生委員への補助をもっと増やせと言う、馬鹿だ。過疎地域の自治体の会計がわかっていない、第一利益を生み出さない爺と婆に金を使ってもなんの利益もなし。
    廃校になった学校の対物を活用して大学を作れという、馬鹿だ、大学に行っていないのだろう、ど田舎に大学作って誰がくるか。鉄道はないバスは1時間に1本、それも11時と12時台にはない。
    地域活性は人口で決まる。若者はいない、帰ってこない、当たり前、何もないのだから。田舎暮らしを考えいるなら賃貸住宅でためしに数年住んで地域の役員をやってみるとよい。おそらく1年程度で田舎暮らしをやめたくなる。快適な生活をおくりたいなら都市部から離れてはいけない。