このページではニトリの売れ筋マットレスを買う前にチェックしておくべきポイントがわかります。
2021年3月現在のニトリ公式サイトのランキングに公表されているマットレス部門1位の商品についてセールス目線で解説します！購入を検討されている方のお役に立てれば幸いです。
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今現在の1位は【圧縮ポケットコイルマットレス(H20cm シングル)】※ネット限定品
ニトリの売れ筋マットレス1位は、お値段税込み「8,790円」の圧縮ポケットコイルマットレス（H20cm）というマットレスでした。
ネット限定品のため、店舗で実際の寝心地を確かめることが出来ません。
そのため開示されているスペックを読み解き、メリットデメリットを分析します。
マットレスのラインナップについて
非常に多くの方が勘違いをしているので、大事な点を先に挙げます。
- 『固いマットレスが良い』は間違い
- 『身体にあっていれば安くても良い』は間違い
やっぱり固いやつじゃないとダメだよねぇ
お医者さんも固い方がいいって言うし
ハッキリ言います。
そんなわけないでしょ！身体が可哀そうだよ！
解説するとひじょ～～～に長くなるので
- 【全体がしっかりしている】【耐久性がある】のは長持ち面では良いこと。
- 【寝心地が固い】のは身体にとって悪いこと！
こんなシンプルな捉え方をして下さい。
価格と寝心地の良さは比例する
マットレスの世界は『高いものほど優れている』といっても差し支えないです。
一つの会社の商品ラインナップ上で比較するならば、値段の高さ＝寝心地の良さ＝身体への負担減、だと思って下さい。
マットレスはソファなどの家具と違って見た目の違いは使い勝手に影響しません。ですので中身の違いで差別化しています。
たまーに
一番高いものを買うから、どれか教えてくれる？
と言ってこられる方がいますが、これはマットレスに限って言えば望ましい買い方だと言えます。
それだけ寝心地は値段と比例すると思って下さい。
ポケットコイルの中では最安値。店舗で販売している同等品質と比べれば良コスパ
まずニトリのラインナップ内のポケットコイルタイプで「8,790円」は現状では最安値です。
では寝心地を左右するチェックすべき点は以下の通りです。
①バネ太さは 耐久性＞寝心地 を意識した作り
1.8mmの太さのバネは身体に負担を掛けないとは言えない太さです。ある程度の耐久性を出さないといけないから寝心地（身体へのフィット感）を犠牲にしています。
バネが固ければ、身体の凸凹に沿って沈み込むことが出来なくなり、背中への圧迫感が増す＝血行が悪くなりやすい。
特に体重の軽い女性の方が使うとフィット感の低さが気になるかもしれません。
②バネ高さ（＝身体へのフィット感）は 中の下
バネ高さは高い方が寝心地には有利に働きます。
身体の部位ごとの荷重に合わせて、適切に沈み込んでくれるようになるからです。
このマットレスは『バネ高は低い部類』に属しますので、身体へのフィット感は低めです（ニトリのラインナップ上では中の下に位置しています）。
③高密度ウレタンは普通のウレタンよりも耐久性が高い。
低価格帯マットレスなのにコストのかかる素材を選んでいるな～、って感じです。
座椅子やシートクッションなんかに使われる一般的なウレタンよりは、耐久性が期待出来そうです。
④詰め物は薄い！ 身体（背中）に優しくはない！
マットレスは、バネが直接身体に接して圧迫感を出さないようにするために「詰め物」を入れます。
通気性を考慮する必要もありますが、それなりに分厚くしないと背中面の圧迫感は解消出来ません。
商品のスペック欄には詰め物の分厚さが書かれていません。
全体の分厚さから逆算すると２㎝ほどしかクッション層がありません。薄っ！身体痛いよ(泣)
もちろん使っている素材にもよりますが、ウレタンがメインなら７cmぐらいはないと背中への圧迫感は和らぎません。
改善するなら厚めのベッドパッドか、マットレストッパーを追加してクッション層の分厚さを確保しましょう！
「そもそもベッドパッドってなに？」という方はこちらの記事をどうぞ。
何故売れているのか？
- 同等のスペックの商品より価格が安い（ネット限定だから）
- 圧縮ロールタイプなので送料が安い
- 寝心地はマットレスとしてはそこまで良くないが、下手な敷布団よりはよっぽど良い
この辺りが購入者に支持されている内容でしょうか。
今はちょうど新生活に向けたお引越し＆家具買い揃えの時期ですので『ずっと使うかはわからないから、とりあえずそこそこの物で』というマインドでお買い物をする人が増えます。
個人的には『マットレスは睡眠の質に直結するので１番コストを掛けるべき』と思っています。
大学４年間だけの使用だったとしても、それなりの寝心地の良さが得られるマットレスにする方が圧倒的におススメです。４年間て普通に長いですよ。
しっかり身体を回復させた方が「充実した大学生活」「良い就職」「独り立ち出来る経済力を育む」に期待出来るんじゃないかと父親ながら思ってしまいます笑
まとめ
- １万円以下でそれなりのものをニトリで買うならアリ
- 敷布団は嫌だ、でも高いマットレスは手が出せない、ならアリ
といったところでしょうか。
もし購入を検討する方は安くてもいいので最低限ベッドパッドを使いましょうね。
人間の睡眠中の寝汗は半端ないですよ。臭いが付いたらほぼ取れませんからね！
【ベッドパッドに汗を吸わせる】→【ベッドパッドを洗濯して清潔に使う】が正しいマットレスの使い方です。お忘れなく！
ベッドパッドについての詳細は↓
購入の際はSPU次第では圧倒的に楽天市場がおススメ
※2022年4月追記
2022年3月1日からニトリアプリのポイント倍率が2倍→1倍に改悪したため、さらに楽天市場ニトリのお得感が強まっている。
ニトリポイントはニトリ店舗・ネットでしか使えないが、楽天ポイントは使える範囲が非常に広く圧倒的に便利。
楽天市場で買ってもニトリの保証対象になるため、万が一不具合が出たらニトリの実店舗に相談も可能である。
サービスの質が変わらないならポイント還元率を高い方を選ぼう。
楽天市場とYahoo!ショッピングでそれぞれいくらポイントが貯まるかは、⇩から確認することができるので一度見ておくことをおススメします。
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