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【ニトリ】NスリープラグジュアリーL3-02TRのメリットを検証

「すごく分厚いし価格も高いからいいものなんだろうけど…」

「なにやらポケットコイルがいっぱい重なってる。どういうことが?」という声をよくいただく。

まぁ平たく言えば消費者は「なんじゃこれは!わからん!」と言っているわけだ。

マットレス自体はとても高機能なもので、価格に見合った価値はあると思うが一般の消費者にはメリットが伝わりにくい。

そこでこの記事ではNスリープラグジュアリーL3-02TRの

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NスリープラグジュアリーL3‐02TRは高級なモデル

「Nスリープ ラグジュアリーL3-02TR」はニトリブランドである「Nスリープ」シリーズで2番目に価格の高いマットレスである。

上下2層コイルの上にさらに1層コイルを足してしまったという、規格外なスペックを誇る。

「苺ムースの上にストロベリーソースをかけて最後にとちおとめをトッピングしました!」みたいなやり過ぎ感があるぐらいだ。

NスリープラグジュアリーL3-02TRはどんな構造?

引用:ニトリネット公式

基本となる構造は「ポケットコイル」というバネを使っているタイプのマットレス。

ポケットコイルのいいところ

★1:背骨に負担がかかりにくい姿勢で寝れる。

★2:背中のマットレスと接している面がしびれにくい。

ポケットコイルは身体を受け止めるバネがひとつひとつの袋に包まれているため、『背中の出っ張っているところだけ沈み込んでくれる構造』となり、人間の【背骨・脊椎】にも【血流の良さ】にも有利に働きます。

上段で身体をつつんで下段が支える分割された構造

写真の茶色の足元カバーがかかっているのが上段。

赤枠で囲った部分が下段とわかれていました。

全体的に分厚い…。

マットレスの厚さ36cmとあるが、写真のようなロータイプのベッドフレームじゃないと腰掛けるときにちょっと高さがある。

L3‐02TRの下段自体も2層構造!その狙いは?

ラグジュアリーシリーズは下段の中身は共通のようです。

上下のポケットコイルはバネ太さを変えた2段の構造になっていました(上写真赤枠部)。

太さ1.4㎜バネのねらい

柔らかく身体を受け止めて背骨がゆがまない。

・楽な姿勢で寝れるためのバネ固さ

(日本人平均身長170㎝前後、体重60㎏前後の場合)

太さ1.8㎜バネのねらい

上にのっている1.4㎜バネの耐久性を高める役割。

1.4㎜バネの荷重を分散して受け止めるので、耐久性アップに貢献している。

通常1層のマットレス構造では「1.4㎜」の細いバネなんて使いません。

細すぎて体重が重い人が寝るとバネがつぶれてきってしまい、理想の背骨ラインも血流の改善も実現できないからです。

さらに耐久性をもたせることも確証が持てないです。

ですが1.4㎜バネの下の1.8㎜のぶ厚めのバネを置くことで、その1.4㎜バネの耐久性がサポートされています。

結果『1.4㎜バネで身体に負担をかけない姿勢を保ち、耐久性ももたせたマットレス』を実現させようとしているようです。

L3‐02TRは細いバネがすごい仕事をしている

バネの直径は小さい方が、背中のデコボコにフィットし、背中の血行の圧迫を防いでくれる

ここからは身体に一番近いバネ、3層構造の一番上の部分を解説していく。

先ほど1.4mmの細いバネは身体に負担をかけないと書きましたが、一番上のバネはなんと1.0mm!

ちょっと太めの髪の毛ぐらいの細さである。

この細さのおかげで、腕や脚など体の比較的軽いところも理想の位置に沈み込ませることができます。

これによって背中の細かいデコボコにフィットさせるので背中の血流が悪くならないようにしている。

細いバネで耐久性は?そこで下段のバネの出番

耐久性は下段の2層構造が受け止めてくれるから問題ない作りになっている。すごい。

実際寝てみたけど、見事におしりの出っ張りが沈んでくれて、背骨のS字カーブがキレイに取れていると感じた。

L3‐02TRのクッション(詰め物)のつくりは?

ウレタンがデコボコしているのは背中の血流圧迫を防ぐことが狙い。
バネと体の間にくるウレタンがデコボコしているのがわかる(プロファイル加工)

バネと体の間のクッションはウレタンのプロファイル加工だ。(凸凹になる加工)

1.0mmバネがかなりフワッと体を包むから、あまり分厚いウレタンにしなくても良いのだろう。

その上でウレタンもフィット感を増すためのプロファイル加工にしているから、これだけでも背中の血流圧迫を防ぐうえでは問題ないと思う。

あまり分厚すぎると熱がこもりやすくなって、寝苦しさも増すしウレタンの耐久性も落ちる。その辺も考慮されていそうだ。

L3と同じ下段バネでクッション層をエアウィーヴ並みの通気性にしたL2というモデルもあるので、夏の寝苦しさがしんどい人はこちら↓の方がおすすめ。

→カルファイバーでカラっとした寝心地&耐久性もアップ

→カルファイバー+ラテックスでさらに固めにしたのがL4-TR VH

L3‐02TRはシーツや敷きパッドの掛け替えがめちゃくちゃ楽!

L3はシーツや敷きパッドは上段に掛けるだけでいい。家事が最強に楽になる!

個人的にはこれが一番感動した。

このマットレスは上の1.0mmバネの層にだけシーツや敷きパッドのゴムを掛ければいいので、ベッドメイキングが感動レベル楽になる。

店員さんが言うには「似鳥会長の奥様が『あんたのお店の重いマットレスはベッドメイキングが大変!なんとかしな!』って言葉からこういう構造が生まれたらしいですよ」だそうだ。

会長の奥さんの進言に感謝を申し上げたい!

シーツやベッドパッドの掛け替えはマットレスを持ち上げるないといけないからとても大変。

これだと上段だけだから軽いし、気楽にベッドメイキングができる。素晴らしい。

寝心地関係ないけど笑

ベッドパッドって何?という方はこちらをどうぞ

L3-02TRの下段は重くて運ぶのは不向き

1.0mmバネの上段は軽いし、シーツの掛け替えも最高に楽なんだけど、下段自体はバネが2層でハードウレタンの壁で覆われてるのでかなり重い。

そもそも下段を動かすことは稀だと思うけど、スノコの上にL3を乗せて使おうとしている人は掃除のときに重くて移動が大変だ。

お店で持ち上げてみたけど、成人男性でも移動させるのが大変なので主婦が移動させるのは無理だ。

移動させる必要がない生活をしているならデメリットにはならない。

ネットでシモンズを買うよりはL3-02TRの方が安心できる

総評するならば「買い」ではあると思う。

背骨のS字ラインを保つ仕組みもできているし、【上段のみのベッドメイキングで家事がラク】というメリットも素晴らしい。このメリットはニトリ以外ではあまり見かけない。

ちなみにマットレスの世界でシングル10万円は決して高いプライスではない(中の下か、下の上)。

ポケットコイルというとシモンズというメーカーが有名だが、シモンズのマットレスは10万円を超えがザラ。

シモンズの設計思想の【バネの高さを多くとって体への負担軽減】は、ニトリのL3(分厚さ36cm)にも言える思想。

ちなみに楽天市場にもシモンズのマットレスは売ってるが、卸す会社に合わせて仕様が微妙に違うので、ネットで目星をつけたものの実物を店舗で探すのはかなり困難と言っていい。

L3は実際のニトリ店舗で寝心地を確かめられるので、気に入ったら楽天市場で買えばSPUでポイントが大量にゲットできるのでお得な買い方と言える。

L3-02TRを買うなら店舗よりも楽天市場内ニトリの方がお得

NスリープラグジュアリーL4を買うならニトリ店舗やニトリネットではなく、楽天市場やYahooショッピングで買った方がポイント還元が圧倒的に高いのでお得。

2022年3月1日からニトリアプリのポイント倍率が2倍→1倍に改悪したため、さらに楽天市場ニトリのお得感が強まっている。

ニトリポイントはニトリ店舗・ネットでしか使えないが、楽天ポイントは使える範囲が非常に広く圧倒的に便利。

楽天市場で買ってもニトリの保証対象になるため、万が一不具合が出たらニトリの実店舗に相談も可能である。

サービスの質が変わらないならポイント還元率を高い方を選ぼう。

楽天市場とYahoo!ショッピングでそれぞれいくらポイントが貯まるかは、⇩から確認することができるので一度見ておくことをおススメします。

→楽天市場でL3-02TRを見る

→YahooショッピングでL3-02TRを見る

ラグジュアリーシリーズはすべて下段のポケットコイルは同じ構造になっている。

上段を変化させてバリエーションを持たせていて「通気性がバツグンのL2」「固め最高級の寝心地のL4」といった種類があるので合わせてご覧いただきたい。

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