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折りたたみベッドをおすすめしない理由。処分や腰痛に大きなデメリット

毎年新生活準備のシーズンになると折りたたみベッドを検討するお客様がいらっしゃるので筆者は必ずそれを止めている

やんわりではなく鬼気迫る表情の接客をするので、筆者に問い合わせた方は100%別のベッドに誘導されている。

もちろんお買い物の邪魔をしたいわけでも、他に売りたい商品があるわけではなく折りたたみベッドを買って後から後悔して欲しくないというのが理由だ。

この記事では「なぜ折りたたみベッドをおすすめしないのか」そして「どんなベッドにすべきか」を解説しているのでぜひ最後までご覧いただきたい。

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折りたたみベッドは便利さのために睡眠の質を捨てている

睡眠中に身体が回復しないベッドは意味がない
睡眠中に身体が回復しないベッドは意味がない

折りたたみベッドはその構造上、クッションの分厚さを確保することができないため寝心地は悪くなってしまう。「腰や背中のデコボコを沈みこませるほどのクッションのゆとり(分厚さ)」がないのだ。

ゆとりの無さは「背骨の歪み」「肩、背中、腰のシビレ」を発生させてしまい、寝ている時間が”回復”ではなく、”疲労”の時間になってしまう。

「人生の3分の1は睡眠」とよく言われるが、言い換えれば「3分の1の時間で身体を回復させないと残りの3分の2が台無しになる」ということである。

”部屋が少し広く使える”などという、工夫でどうにでもなることのために睡眠の質を下げていいことにはならないと自分は思う。

このクッションも経年劣化で必ずヘタるが、クッションだけを取り換えることもできない。

折りたたむのも面倒になり結局固定ベッドになることも

毎朝毎晩スペース確保のために折りたたむ? 引用元:nitori-net.jp

折りたたむのもそこそこ力がいるし、勢い任せに折りたたむと「ガシャーン」と大きな音を発するので、結局折りたたまないという人が多いんだ。

それなら初めから寝心地の悪い折りたたみベッドでなくて良いし、寝心地の良いものを選んでおいた方が確実に身体のためには良い

折りたたみベッドは買い取りも処分もメルカリも厳しい

折りたたみベッドのクッションは耐久性の低いウレタンを使用している商品がほとんどで長持ちしない。また折りたたむのがめんどうになるなど、使い勝手の悪さが嫌になって手放そうにも手間もコストもかかるようになるんだ。

リサイクルショップは折りたたみベッドお断り?

ショップはベッドが常時展示できるほどスペースに余裕がない
リサイクルショップはベッドが常時展示できるほどスペースに余裕がない

買取を断られる主な理由は2つ。「大した利益にならない」「店内でのスペース効率が悪い」だ。

新品でも10,000円~30,000円ほどのものなので、大した価格は付けられないし、配達の手続きや積み込みのお手伝いが必要だったりと手間がかかってしまう。

さらに広げて試す場所が必要なので、店内に展示するスペースにも配慮が必要だし、広げて展示しようものなら幅100㎝×奥行200㎝の展示スペースが必要になってしまう。

大して利益にならないのに店内のスペースは喰う、という厄介者以外の何物でもないのだ。

折りたたみベッドは運ぶのがめちゃくちゃ大変

どれだけ分解しても100㎝×100㎝×30㎝のデカいサイズで、重量が20㎏以上もあるので折りたたみベッドは運ぶのも一苦労である。

どんな車でも乗るわけではないし、このサイズ感のものを運ぶのは男性でもしんどい。

宅配業者に依頼しても県内配達で8,000円なんてザラで、メルカリやヤフオクに出す旨味もなく、残る手段は”粗大ゴミ回収”だ。

だがこれも回収場所まで運ぶのが大変で、最後の最後まで持ち主の労力と精神を削っていくのだ。

折りたたみベッドを買うぐらいならシンプルなベッドを買おう

「長持ちしない上に処分が大変」ということが認識できた人はみなベッドフレームへ変更される。

そのときにどういったタイプなら寝心地と不要時の処分の手間のバランスがよいのか紹介しておく。

※「新生活一人暮らし」「期間限定で寝床の確保が必要」などの折りたたみベッドを検討している人を想定しての提案です。

おすすめ①木製の組み立て式ベッド+三つ折りマットレス+敷布団

ベッドフレームはいわゆる「購入者が組み立てをする」タイプで木製のものをおすすめする。

組み立ての各パーツがコンパクトで、運んだり処分する際の労力が全然かからないというメリットがある。

バラバラにできるからと言ってもちろん寝心地に悪影響はないし、組み立ても簡単でスノコ形式を採用しているモデルが多くカビ対策として非常に優秀と至れり尽くせりである。

金属製の組み立てベッドフレームもあるが、金属だと粗大ゴミで出す際の条件が厳しくなることがあるので木製が望ましい。

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三つ折りマットレスと敷布団で沈みこむゆとりをしっかり確保

敷布団だけではクッションのゆとりが足りないので、クッションの分厚さ確保のために敷布団の下にウレタンなどのマットレスを敷こう。7㎝以上のマットレスに敷布団をのせれば、それなりの眠り環境になるため一つの目安として欲しい。

→楽天市場でコスパの良い3つ折りマットレスを見る

おすすめ②木製の組み立て式ベッド+分解できるポケットコイルマットレス

スプリングが入っているマットレスは寝心地は良くなるが、処分するのに多大な手間とコストがかかるため、短期的にしか使用しない人には勧められない。そんな問題点をまたしてもニトリが解決してくれていた。

その名も【かんたん分別構造ポケットコイルマットレス(ZERO EM)】という商品だ。

ここまで小さくできるスプリングマットレスは未だかつてない。
ここまで小さくできるスプリングマットレスは未だかつてない。引用元:nitori-net.jp

巨大なマットレスがゴミ袋3つに分別して捨てられるという凄まじいメリットがあり、賃貸住まいや引っ越しの多い日本の生活環境にマッチしていると言える。すごい。

気になる寝心地についても解説するならば『三つ折りマットレスより「背骨の歪み」対策に優れているが、これだけでは「肩、背中、腰のシビレ」の対策はできていない』となる。

バネ太さは1.8㎜タイプなのでどちらかというと固めに感じるスペックだ。詰め物はわた10㎝+ソフトウレタン15㎝なのでかなり薄く、寝るとバネを感じてしまうため4㎝以上のマットレストッパーやベッドパッドを上に敷いた方が翌朝の疲労感は少なくて済むだろう(接触する面のシビレ防止)。

ベッドを買うなら楽天市場のニトリがおすすめ

2022年3月1日からニトリアプリのポイント倍率が2倍→1倍に改悪したため、さらに楽天市場ニトリのお得感が強まっている。

SPU(スーパーポイントアッププログラム)を活用したり、ポイント倍率の高い日(毎月0と5のつく日、18日)を狙って買うことをおすすめする。

ニトリポイントはニトリ店舗・ネットでしか使えないが、楽天ポイントは使える範囲が非常に広く圧倒的に便利。

ちゃんとニトリの保証対象にもなるため、不具合が出たらニトリの実店舗に相談も可能。

これからベッドや寝具を検討している人の参考になれば幸いだ。

ニトリで

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