最近ニトリやセリア、ダイソーといったところで販売されている”シリコンスポンジ”と名乗るもの。
「泡立だないから食器がぜんぜん洗えない」
「結局普通のスポンジに戻ってしまった…」
という口コミがチラホラある通りあまり評判がよろしくない。
だが自分の家ではキッチン周りの掃除に大活躍しているので、使い勝手の悪さに絶望して捨てようか迷ってる人も紹介する使い方で今一度使ってみて欲しい。
シリコンスポンジはどんな形状?
シリコンスポンジとは、やわらかいシリコン樹脂のブラシでできた掃除用品である。
細かい毛先が大量についているので、ザルの掃除に向いていると評判になっているグッズだ。
筆者はニトリとセリアで購入した2つを使い分けしている。
このシリコンスポンジが「どんなシーンで役に立つのか」解説していく。
シリコンスポンジは細かいところで活躍
いかにも掃除がめんどくさそうな排水周りでは無双のごとく活躍する。
この生ごみキャッチトレーの掃除は短時間で終わらせられるようになった。
ウレタンスポンジだとメッシュの網目やプラスチックとの境目はキレイにはできない。
なので今までは古い歯ブラシに持ちかえていたんだけど、汚れやゴミをかきだせる面積が少ないためメチャクチャ非効率で疲れる。
活用方法②ザルや水切りラックでも大活躍
そうめんの後のザルにはそうめんの小さなカスがこびりつくが、シリコンスポンジの毛先がかきだしてくれる。
そうめん、スパゲッティ、ラーメンなどの麺料理でザルを使うのであれば持っていて損はない。
想定外だったのはステンレスの水切りラック、スポンジラックの掃除もシリコン毛先が多くの箇所をなぞっていくので、いつの間にか汚れが落ちている感じ。
活用方法③フライパンやフライパンカバーにも向いている
シリコンスポンジは毛先が柔らかいので、フライパンのフッ素コーティングに傷つけず油をかきだすには最適だと思う。
泡立ててから使えば油切れもバッチリだった。
「フライパンカバー」の洗いやすさは感動
個人的には一番感動があったのがこの油にまみれたフライパンカバーの洗いもの。
油がギトギトになるのにやたらとデコボコしてるから、ウレタンスポンジだとスキマの油切れは悪い。だがシリコンスポンジだと細かい毛先がスキマについた油をかきだしてくれる!
泡立てて何回かなぞると「キュキュッと」状態。
餃子でも目玉焼きでもかかってこいや!って心境である。
シリコンならでは耐熱性で食洗器もへっちゃら
食洗器に入れられるので使い終わったあと、シンク周りを掃除したら食器と一緒に食洗器にポイ。
ウレタンスポンジだと汚れがつくと清潔を保つのが難しいが、これは食洗器のおかげで清潔が保てる。
ただし、スポンジについて泡洗剤が残ったままだと食洗器がエラーを起こすときがあるので注意して欲しい。
そのエラーについては筆者宅の食洗器が修理になってしまった実例があるのでこちらの記事を参考。
シリコンスポンジは泡立たないので食器は不向き
「泡立ちが悪い」というレビューをよく目にするがこれは事実。
洗剤と水でしっかりスポンジを揉みこまないと泡が立たない。
”食器を洗うなら普通のウレタンスポンジが一番”というのは間違っていない。
筆者は泡立てがめんどうだとは思わなかった。
揉みこめば必要十分な泡はたつので、食洗器に入らない鍋やフライパンに使うといったところ。
シリコンスポンジの苦手分野は”削る”と”こすり落とす”
毛先が柔らかいため、さすがにこびりつきの汚れは落ちない。
赤丸のような箇所があったら激落ちくんに選手交代せざるを得ない。
デメリットを把握してメリットのある使い方をしよう
「ネット上で酷評されているからどんなもんだろう」と不安を感じながら買ったが杞憂だった。
活躍するところ(ザル、メッシュ)には活躍できるが不向きなところ(食器)はある。
個人的には”シンクの排水まわり”と”フライパンふたの洗いもの”とメチャクチャ相性がいいのでこれからも使い続ける予定。
→楽天市場でシリコンスポンジをみる→Amazonでシリコンスポンジをみる→Yahooショッピングでシリコンスポンジをみるニトリとセリアのシリコンスポンジは大差なし
筆者はニトリとセリアのものを使い分けしてみた。
かんたんではあるが比較したのでどちらか選ぶ時の参考にお使いいただきたい。
項目 | ニトリ | セリア |
価格 | 199円 | 110円 |
大きさ (直径) | 113㎜ | 105㎜ |
毛足の 長さ | 6㎜ | 4㎜ |
質感 | 柔らかめ | かため |
泡立ち | まぁまぁ | しにくい |
おすすめ 用途 | ・水切りラック ・フライパンふた ・生ごみ キャッチトレー | ・シンク ・鍋 |
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