〈景品表示法に基づく表記〉当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
〈景品表示法に基づく表記〉当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

ほこりでくしゃみや咳をしないために|床上30cmのベッド対策してみた

小さい子どもを寝かすときに心配なのが「ベッドからの転落」。

パパママどちらも寝ている間は当然ながら子どもが落ちないように対処することはできない。

そのため敷布団で寝るのが安全なのだが、敷布団で寝るときの低さは「ほこりがたまりやすい魔の30cm」であり、ほこりの吸い込みが気になるところ・・・。

そこで筆者が実際に子ども部屋で行った対策を紹介していく。

同様の悩みをかかえている人に参考になれば幸いだ。

スポンサーリンク

ほこりを吸わない高さのべッドフレームに変更しただけ

ホコリがただよう魔の30cmから抜け出した
ホコリがただよう魔の30cmから抜け出した

これまでは床に「すのこ」を引き、厚さ13㎝ほどのポケットコイルマットレスをのせていた。

そのため寝ている人間の頭が20~30cmの高さにいるのでほこりを吸いやすい状態になってしまっている。

それを床板までの高さが21.5㎝のベッドフレームに変えただけ(マットレスは同じ)。

これで寝ている人間が37~50cmの高さにあがり、ほこりの溜まる高さ以上のキレイな空気の中で寝られるようになった。

購入したベッドフレームはこちら。

筆者の求めている条件をほとんどクリアしていたので大満足である。

床上30cmとは?ほこりのたまる高さ

床に積もらずになぜか30cmまでの高さに滞留するという厄介さ
床に積もらずになぜか30cmまでの高さに滞留するという厄介さ

ご存じの方もいるだろうが、床上30cmとは空気中のほこりが舞い下りたときにたまりやすい高さのこと。

人間の活動が収まった夜にゆーーっくりと舞い落ちてくるが、すべてのほこりが床に落ちるのではなく「床上30cmぐらい」のところまででフワフワ浮いた状態になるのだ。

ほこりを吸い込むと喉や鼻にアレルギー反応を起こす人もいるので、寝ているときは30㎝以上の高さで寝て、睡眠中に極力吸い込まない方がいいとされている。

ほこりの吸引量が減るとハナ〇ソの量が減る?

いきなり子どもに一晩寝させるのもどうかと思ったので、まずは自分が何日間か寝てみることにした。

すぐに違いがわかったのは「翌朝のハナク〇の量が減った」ということ(失敬)。

毎朝鼻の中をティッシュでぐるんと回したときに採れる量が明らかに減っている。

なんなら寝起きに鼻の中をキレイにしなくても気持ちよく過ごせてしまう。

(いままでの〇ナクソ生活はなんだったんだろうか)

チリやほこりは思ったより寝ている間に吸い込んでいたんだ。

ほこり吸引対策と転落防止の両立

子どもが落ちないように対策も必要

筆者は本業がインテリア家具販売なのだが、乳幼児を持つ母親からは「ベッドは子どもの転落が怖いから買わない」と言われることがある。

ただし同じぐらい「子どもが喘息(もしくは喉が弱い)なのでベッドにしたいんですが、なるべく低めの高さにしたいんでます」という声も多くいただくのだ。

そんなお客様に対していつも提案している組み合わせがあるので紹介しておきたい。

ロータイプベッドは下のすき間が10cm程度のものを選ぶ

掃除しやすさはホコリの量を減らすうえでとても大事
掃除しやすさはホコリの量を減らすうえでとても大事

まず床板の高さ(マットレスを載せる高さ)は低い方が安全で良いが、ロボット掃除機が通れる高さは確保した方がいい。

部屋に舞うほこりの量は少ないに越したことはない。

メジャーなロボット掃除機であれば10cm以下の場所は通れるので、自分が使っている掃除の高さサイズは必ず控えておこう。

(ルンバであれば9㎝前後の高さ、Ankerのウーフィーで7㎝前後、筆者使用のアイライフで8㎝程度)

座ったときの高さが40㎝前後になる通気性の良いマットレスを選ぶ

腰掛ける高さは40㎝前後にすると立ち上がるときの足腰の負担がやわらぐのでおすすめ。

今回筆者が選んだベッドフレームは床板高さが21.5㎝。

なのでマットレスは20㎝以下が推奨だ。

ただし10cm以下の薄さでは寝ているときに身体への負担が増すし、通気性が悪いとマットレス自体にカビが発生しやすくなってしまう。

ベッドの上に敷布団だけを載せるのはおすすめしない

敷布団は通気性が悪いので高温多湿の日本に不向きではないかと思う
敷布団は通気性が悪いので高温多湿の日本に不向きではないかと思う

ベッドのうえに敷布団だけにすると「腰掛け高さ」は低くて転落防止にはなって安全にはなる。

だが人間が注意していても解決できないデメリットが多く、筆者はおすすめしない。

ベッド+敷布団をおすすめしない理由
①寝心地はマットレスより劣るものがほとんど
②敷きっぱなしにするとカビが生える
③立ち上がりがしにくい高さになりがち

①寝具の良し悪しはとてもシンプルな考え方で「マットレスの分厚さ=寝心地の良さ」「寝心地の良さ=疲労回復しやすい」となる。

敷布団の薄さではどんなに工夫してもマットレスの寝心地にはかなわない。

なのでシンプルにマットレスを選ぶのがおすすめ。

向こう10年ぐらい引っ越しの予定がないなら、眠りにはお金を掛けておくべきなのは間違いなし。

こちらで寝汗が乾きやすく寝心地・コスパ最高のマットレスを解説しているので合わせてご覧いただきたい。

→ニトリのエアウィーヴ。寝汗にさよならできるマットレス

②敷布団を敷きっぱなしにすると寝汗や湿気が乾燥しないのですぐにカビが発生する。

早くて2日間で敷布団とベッドの床板の間にカビが発生したこともある(筆者の販売経験上)。

毎日寝起きに敷布団を上げられるか?

「めんどくさ・・・」と思うのなら床上げ不要のマットレスにしておこう。

③「腰掛ける高さ40㎝前後」は確保しておかないと立ち上がりが辛くなる。

ただし①と③の条件を満たしているからと言っても「折りたたみベッド」を選ぶのはおすすめしない。

こちらでその理由を詳しく解説しているのでぜひご覧いただきたい。

→折りたたみベッドをおすすめしない理由。処分や腰痛に大きなデメリット

スポンサーリンク

ほこり対策だけではなく眠りの環境全体への対策を

ホコリ対策を考えると優先すべきは「寝床の高さが床上30cm以上」だが、立ち上がりのしやすさを考慮すると「40㎝前後の高さ」が最適となる。

また身体に疲労回復を最優先とするならば「寝床の高さ40㎝」を超えたとしても、分厚さのあるマットレスを選んだ方がいい。

ただし高さが増せばその分転落したときの危険度は増す(子どもが使わないなら不要)。

今自分が寝ている環境で何を最優先としているかに沿ってベッドやマットレスを選んでいただけると幸いだ。

今回実際に購入したのはこちらのベッドフレーム。

コメント