「寝ながらスマホ触ってるときが寒い…」
「スマホ使って寝てると肩だけ寒いんだよね…」
そんな困りごとに【スマホ毛布】という腕が出せる毛布で解決策を出してきたのがお馴染みのニトリだ。
このスマホ毛布は3つの種類があるため、それぞれの性能の違いを見ておかないと自分にとって使い勝手の合わないモデルを選んでしまうかもしれない。
そんな後悔をさせないために日々インテリア家具販売の仕事をしている筆者目線で、ニトリのスマホ毛布3種類の違いをしっかりと比較していく。
購入する前にぜひ最後まで見ていただき、悔いのないものを選んで欲しい。
※2023年9月時点で販売しているスマホ毛布は2022年モデルなので、特徴はすべて共通です。
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ニトリのスマホ毛布の価格は3種類
2022年10月時点での3種類の価格は3490円、4,490円、5,490円の3つ。
穴の開いてない同じNウォームの毛布がランクごとに2,990円、3,990円、5,490円のラインナップなので、普通の毛布にプラス1,000円の差額で穴空き加工がされてると思ってもらえたらよい。
腕を通す穴に別生地で縁どり補強がされているので、1,000円の差額は妥当な値段だと思う。
3種類ともすべてNウォーム生地の2枚合わせ
この3種類はどれも【Nウォーム】という湿度に反応して発熱する暖かい生地を使っている。
3段階で暖かさのランクづけがされていて、スマホ毛布のラインナップも各ランク生地を使った3種類からなる。
Nウォーム3つのランク
・Nウォーム(ノーマル)
・NウォームSP(スーパー)
・NウォームWSP(ダブルスーパー)
【NウォームWSP(ダブルスーパー)】が1番暖かいので、暖かさ”だけ”を求めるならコレ一択である。
ただそれだけではあなたの理想の使い勝手とは限らない。
以下に暖かさ以外の比較ポイントも上げていきたい。
ニトリのスマホ毛布は暖かい?3つの違いを比較
暖かさを生み出す発熱力は【WSP】が1番強力。
筆者が住んでいる地域は冬にマイナス10℃を下回ることがあるが【SP】の毛布で寒さで目が覚めたことは1度もない。十分に暖かく眠れるんだ。
だが友人宅の【WSP】の毛布を使ったときに段違いの暖かさを感じた。というか暑い。
暑さで汗をかき夜中に目が覚めてしまい、発熱量の違いに驚かされた。
暖かさを最重要視するならWSPがおすすめ。
3種類とも蓄熱機能つきだが差はある
3つとも「蓄熱」の機能はついているが、性能はWSPがトップ。
ノーマルは生地が3㎝と1番薄く、SPとWSPが5㎝とぶ厚い。
では「なぜ同じぶ厚さなのにSPよりもWSPの方がより熱を保っておけるか」というと、重量の違いに秘密がある。
同じシングルサイズで(150×200㎝)ぶ厚さはどちらも5㎝だが、SPの重さは1.88㎏、WSPの重さは2.23kgと重量がはっきり違う。
これはWSPの方が生地の糸の密度が濃く、熱も逃がしにくい構造となっていて結果より重くなっているという仕組みだ。
ただこの生地のぶ厚さが使い勝手を左右するので、次の「重さの比較」をしっかり確認して欲しい。
接触温感は使い始めのヒンヤリ感防止
【接触温感】は室温が低いときに触れてヒンヤリしないような加工だ。
実際にニトリ店舗で触り比べてみると、明らかに接触温感ありの方が暖かい。
ファーストタッチのヒヤっと感がないのは私と妻のどちらも同意見だった。
【接触温感】の機能はSPにのみついているので、「夜中に起きてトイレに行くことがある」「布団に入ったときのヒンヤリ感が苦手」であれば4,990円のNウォームSPを選んだ方がいい。
毛布だけでは寒さが心配なら、掛けふとんも暖かいものを選ぼう。
羽毛ふとんはメンテナンスが大変だが「温度調整掛けふとん」のように洗濯も圧縮も気軽にできるふとんを選べばさらにぽかぽかで眠れるのでおすすめだ。
→ちょうどいい温度で眠れる温度調整掛けふとんの効果と口コミを検証
ニトリのスマホ毛布|重さの違いは?3つを比較
布団で寝るときの毛布として購入するなら「暖かさ」や「予算」を基準にして決めていいと思う。
だがデスクワークやこたつで使うなら「重さ」は無視できないスペックだ。
立ったり座ったり、近くに手を伸ばしたりするときに重い毛布は明らかにマイナスになる。
デスクワークならノーマルが一番コンパクトでおすすめ
上の商品パッケージの比較写真でもわかる通り、ノーマルのモデルが1番うすくて軽くて使いまわしがよい。
暖房でそれなりに室温が確保できるならば、デスクワークには持ち運びが楽なノーマルモデルがおすすめ。
ニトリのスマホ毛布|保湿性の比較
3つすべてのモデルに保湿機能がついている。
肌の乾燥対策を優先したいなら、水分量約10倍の超保湿WSPを選ぼう。
- 保湿機能を重視すべきかの基準
- ・手荒れや足裏のひび割れに悩んでいるか?
・乾燥している地域に住んでいるか?
ニトリのスマホ毛布|口コミ・レビューは?
ニトリネットに購入者のレビューがあるので、気になる意見を紹介しておきたい。
デスクワークにも〇
肌さわり最高 これから寒くなったときのパソコンの前でスタンバっています。
nitori-net.jp
穴が寒い
腕通しの(穴?)から冷気が入り冷える。
nitori-net.jp
腕を通すために穴が空いているのだから冷気が入ってくるのは当たり前である・・・。
完全な暖かさを求めるならば普通の毛布にするべきなので、寝るときに腕だしでスマホを使うのを諦められる人は普通のNウォーム毛布を買った方がいい。
ニトリのスマホ毛布|静電気対策、素材の違い
種類 | ノーマル | SP | WSP |
価格 | 3,490円 | 4,490円 | 5,490円 |
静電気 軽減加工 | なし | あり | あり |
表生地 | ポリエステル 100% | ポリエステル 100% | ポリエステル 100% |
裏生地 (地糸) | ポリエステル 65% レーヨン 35% | ポリエステル 55% レーヨン 45% | ポリエステル 33% レーヨン 45% ナイロン 22% |
ポリエステルは静電気を帯びやすい素材なので、ポリエステルベースのNウォーム毛布を使っていて静電気が発生するのはある意味仕方ない。
ただしSPとWSPは静電気を軽減する加工がされているので、パチパチするのが苦手ならノーマルは避ける方が良いかもしれない。
WSPの方が糸素材にナイロンを使っているので、静電気は多少帯びにくくなっている。
WSPは丈夫で柔らかいナイロンを配合
WSPのみ裏生地のベースの糸にナイロンを使っている。
寝具においてはポリエステルより優れているところが多い繊維だ。
- ナイロンがポリエステルより優れているところ
- ・摩耗しにくい(糸くずが出にくい)
・強度がある(糸が切れにくい)
・伸縮性がよい(伸び縮みする)
・低温度で硬くなりにくい(冬しなやか)
・静電気のおびにくさ
・乾きやすい
ニトリのスマホ毛布スペックまとめ
スマホ毛布の全機能まとめを作成したので情報の整理に使って欲しい。
比較のために3つの商品ページを行ったり来たりするのが大変なので、この表を活用いただければ幸いです。
種類 | ノーマル | SP | WSP |
価格 | 3,490円 | 4,490円 | 5,490円 |
商品 コード | 7585471 | 7585472 | 7585473 |
カラー | ベージュ | ブラウン | グレー |
発熱力 | 普通 | 強い | 超強い |
蓄熱性 | △ | 〇 | ◎ |
接触温感 | なし | あり | なし |
ぶ厚さ | 3㎝ | 5㎝ | 5㎝ |
重さ | 1.28㎏ | 1.88㎏ | 2.23kg |
持ち運び | ◎ | 〇 | △ |
保湿力 | 〇 | 〇 | ◎ |
静電気 軽減加工 | なし | あり | あり |
表生地 | ポリエステル 100% | ポリエステル 100% | ポリエステル 100% |
裏生地 (地糸) | ポリエステル 65% レーヨン 35% | ポリエステル 55% レーヨン 45% | ポリエステル 33% レーヨン 45% ナイロン 22% |
腕を出さずにハンズフリーでスマホ(動画など)を見たい人はアームスタンドで固定するのがおすすめ。
筆者が実際に映画を見ながら寝ているスタイルで、かなり便利なので一度試してみてほしい。
→【寝ながらスマホの決定版】スタンドを使って腕がしびれない方法
温度調整掛けふとんをお得に買うなら店舗よりも楽天市場内ニトリで
ニトリのスマホ毛布を買うときに1番お得なのは「楽天市場内のニトリで買うこと」だ。
実店舗やニトリネットで買うとポイント(しかもニトリのポイント)にしかならないが、楽天市場内のニトリなら楽天のキャンペーンが対象になるのでポイント以上は簡単に得ることができる。
ニトリポイントはニトリ店舗・ネットでしか使えないが、楽天ポイントは使える範囲が非常に広く圧倒的に便利。
保証もニトリ店舗で受けられる
さらにうれしいことに楽天市場で買ってもニトリの保証対象になるため、万が一不具合が出たらニトリの実店舗に相談も可能である。
もちろん楽天ニトリやYahooショッピングニトリでの経由でも問い合わせ可能だ。
サービスの質が変わらないならポイント還元率を高い方を選ぼう。
楽天市場内のニトリとYahoo!ショッピングで今回の【スマホ毛布】は購入できる。
それぞれいくらポイントが貯まるかは、⇩から確認することができるので一度見ておくことをおススメします。
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