「寝ながらスマホを使うと腕がしびれる…」
そんな状態で困っているならベッドにスタンドアームをつけてみるといい。
自分はこれであお向けで寝ながら映画を再生して寝落ちするこんな夜を過ごしている。
これが意外と眠りの質がよくアラームが鳴るまで目覚めることはないぐらい爆睡できる。
というわけで寝ながらスマホで動画を見るときの理想の状態について解説していく。
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寝ながらスマホ|腕や手がしびれる対策が必須
身体を休めるには横になるのが1番だが、寝ながらスマホを持つのは意外とつらいもの。
あお向けで寝れば顔の前にスマホを持たなければいけないので、ずっと持っていると腕が疲れてしまう。
かといって横向きで寝ると腕が血行不良でしびれてしまう(腕がずっとつぶされるため)。
つまり
- 手で持たない(ハンズフリーで)
- 顔の前でスマホが見れる
- 腕がしびれない
この条件がクリアできれば1番快適にスマホが見れるわけだ。
寝ながらスマホ|スタンドアームの導入
そんな条件をクリアできるものが売っていたので早速購入。
スマホはクリップで挟み、アームはクランプでしっかり固定するタイプのスマホアームスタンドだ。
ベッドのヘッドボードに取りつけて【寝ながらスマホ】をするとこんな感じだ。
見ているときはこんな感じ。
仮面くんにご協力いただき寝るときのイメージを撮ってみるとこんな感じ。
ベッドの横側でスタンドを固定したので顔の真正面にスマホが来るわけではない。
少し顔をななめにして動画を見ているが、ほとんど気にならない。
というか身体がラクなのですぐに寝落ちしてしまう。
寝ながらスマホ|手で持つよりメリットだらけ
手でスマホを持って動画を見ていた頃の苦労はなんだったんだろうか?
今はあまりにも快適だが「どんな点が快適なのか」という点を詳しく解説していく。
似たようなものを導入したいと考えているときの参考にして欲しい。
〇スマホが落ちない安心感
寝返りをしてもスマホに頭や肩が当たらないので安心。
手でもっているときにうっかり寝落ちすると顔にスマホが落ちてきて悶絶する。
これがめちゃくちゃ痛い。スマホは意外と重いので最悪の顔の骨が折れる。
そのため顔の前でしっかり固定してくれるのは実用的かつ安全なんだ。
〇動画の音もしっかり楽しめる
両耳が空いているので動画の音がしっかり聞けるのも嬉しい点だ。
ちなみに筆者は無線イヤホンをつけて眠る。
装着感はまったく気にならないし、じっくり映画を観たいときにはちゃんと没入感が得られる。
さらに無線イヤホンにノイズキャンセリング機能がついていれば、そのまま耳栓代わりになるので周囲の雑音も気にならずにぐっすり眠れる。
まだ無線イヤホンを試したことがないなら一度試してみた方がいい。
外からの音がないとどれだけ静かに眠れるかがわかる。
自分が寝ながら使っているのはこのBluetoothイヤホンだ。
寝ながらスマホ|スマホ保持はクリップ式がラク
スマホをつかむ部分も洗濯バサミのように挟んだり離したりできるタイプがおすすめだ。
寝るときの取り付けは挟むだけでラクだし、起きてスマホを持ち出すときも洗濯ばさみのようにかんたんに取り外せる。
〇ぶ厚いスマホケースでもしっかり挟める
自分はキズ防止のためにわりと分厚いスマホケースを使っているが、まったく問題なく挟むことができた。
挟む部分は滑り止めがついている。ちょっと頭をぶつけたぐらいでは落ちてこないので安心。
✕スライド式固定タイプは落ちる
写真のようなバネの伸び縮みするスライドでスマホを挟むタイプは【寝ながらスマホ】にはまったくおすすめできない。
スマホの固定が甘いので逆さにすると落ちてきてしまって顔が危ない。
さらにスマホを挟むのもワンタッチではなく、付けたり外したりにひと手間かかるのが不便だ。
寝ながらスマホ|アームの根元はしっかりと固定が大事
クランプするところに滑り止めがついていて、ネジ式にがっちり締めこむタイプがおすすめ。
アームスタンドの根元がしっかり固定できていないとスマホの重みに耐えきれず垂れ下がってしまい、顔の前のちょうどいい位置に固定できないからだ。
アーム根元がクリップは安定しない
この写真のようなアームの根元までクリップになっているタイプはおすすめしない。
スマホの重みに耐えきれず下がってきてしまうし、アームの微調整のたびにグラグラ揺れるのでセッティングが難しいんだ。
充電ケーブルは顔に当たらない長さがベスト
充電ケーブルはアームに巻き付けながらスマホに接続した方がいい。
顔にケーブルが当たるのは邪魔だし、寝返りをしてケーブルに当たるとスマホごと落ちてくる可能性があるので注意したい。
必要なケーブル長さはヒモを使って測ろう
手頃なヒモを使ってコンセントからスマホの根元までを繋いでみると必要な充電ケーブルの長さが確認できるのでやっておこう。
今回はアームにヒモを沿わせながらコンセントまで伸ばして測ってみた。
ケーブルの長さを確認する方法
①スマホのクリップの根元にヒモを結ぶ。
②アームに巻き付けながらコンセントの近くまでヒモを伸ばす。
③コンセント近くでヒモをカットして、結び目も外す。
④床にヒモをピンと張って長さを図る。
ヒモの端をマスキングテープで床に張って、反対の端もテープで留めよう。
そしてメジャーで測ればかんたんに必要なケーブルの長さが測れる。
今回はヒモの長さがだいたい110㎝ほど。ケーブルは1.0mのものをチョイス。
ゆったり長めの1.5mのケーブルでも、アームにぐるぐる巻きつけて調整してもいい。
寝ながらスマホ|横向き寝はデメリットが多い
自分は今まで横向きで寝て、スマホは壁に立てかけながら動画を見ていたんだけど、あまりにも使い勝手が悪すぎた。
横向き寝の人は世間の37%ほどいるのだが、【寝ながらスマホ】とは相性が悪い。
今でもそうしている人がいたら身体のためにも止めた方がいいと断言する。
✕腕がしびれて目が覚めてしまう
片方の腕が身体の重みで圧迫されているので、血行が悪くなり腕がしびれてしまう。
そのまま寝落ちしようものなら、激しいしびれと痛みで途中で目が覚めてしまいかなり不快。
寝ているときの血行不良は翌朝に疲れを持ち越す原因なのでやめた方がいい。
✕スマホの固定が安定しない
手で持ちっぱなしは疲れるし、そのまま寝落ちするとスマホがあらぬ方向に落ちることが多い。
スマホを壁に立てかけているだけでは、ちょっと姿勢を変えるだけでスマホが倒れるので集中して見ていられない。
いちいち直すのもストレスだし、ちょうどいい距離感にスマホが置けないのも不自由だった。
✕片耳が音を聞けないしイヤホンすると痛い
片方の耳は枕に埋めるため、音がしっかりと聞きづらかった。
自分は映画やYouTubeを見ていたので、音がハッキリ聞こえないのは正直ストレスだった。
無線イヤホンをすると埋もれている耳が痛いしで、横向き寝は動画視聴にはまったく不向きだったので2度とやらない。
横向き寝枕なら穴の開いた枕がおすすめ
ただし耳の痛みに関しては横向き寝用のまくらを使うことで軽減できる。
【耳ポケットのある横向き寝用のまくら】イヤホンして寝落ちしたい横向き寝派の人は検討の余地があると思う。
横向き寝まくらについては検証記事があるので参考にしてほしい。
寝ながらスマホ|デメリット・苦手なこと
個人的には大満足の寝ながらスマホだが、このやり方ではうまく使えないデメリット・苦手なこともあるので紹介しておく。
以下にあてはまるなら別の方法が必要だと思う。
SNSやブラウジングは見づらい
タイムラインを下に下に送っていく操作はしんどい。
何度も画面をスライドしていくのはやっぱり腕が疲れるのだ。
Twitter、Instagram、TikTok…どのSNSも画面を下にめくっていく操作が基本なので、動画を見るとき専用のスマホ固定だと割り切らないといけない。
文字が打ちづらい
スマホをクリップで挟みながら文字入力するのは大変だった。
とにかくスマホが揺れる揺れる。
しっかり固定しているアームとはいえ、根元から50㎝も先で揺さぶられるとアーム全体がゆらゆらするので、とても文字なぞ打てたもんじゃない。
音声入力してもいいが、筆者は夜中にぶつくさ喋っていると家族に迷惑がかかるので控えている。
画面が自動で回転しない
横向きの動画再生にしたいときに、自動で横向きにならないときがある。
おそらく逆さにしているだけではスマホのジャイロセンサーに感知されないので、結局は手動で【全画面表示】をタップしている。
とくにYouTubeで短い動画をいくつも見るときに少しめんどうくさくなるだろうな、という感じだ。
30分以上の動画を見ていると勝手に寝落ちしているのでほとんど気にならない。
スマホスタンドは類似品と間違えないよう注意
ここまで筆者が使っているタイプのスマホスタンドの特徴を解説してきたが、あらためてポイントをまとめておく。
パッと見で似たようなものが通販サイトには溢れているので参考にして欲しい。
- スマホ固定部分は洗濯ばさみのようなクリップ形状
- アームの根元はねじ込んで固定するクランプ形状
- アームが長すぎるとスマホは揺れる
- 充電ケーブルは必要な長さのものを用意する
いかにも不健康そうに思える【寝ながらスマホ】だが、筆者はこのスタイルにしてから夜中に目が覚めることはなくなった。
しっかり深い眠りができている証拠だと思うし、これからも毎日動画を再生しながら眠りにつくつもりである。
この記事が【寝ながらスマホ】を快適にしようと考えるあなたの参考になれば幸いです。
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